田中圭“宏樹”の辛い選択に「宏樹のことしか考えられない」の声上がる…「わたしの宝物」2話
遺品の中には、美羽が渡した栞も含まれていた。
また、宏樹は子どものことを聞いて、喜びよりも複雑な感情を抱く。宏樹は仕事で成績を出していたものの、上司からはパワハラを受け、部下からは都合の良い上司と言われ大きなストレスを抱えていた。そして美羽の笑顔が自分を笑っているかのように思えてしまうほど心を病んでいた。
そんな中、宏樹は仕事中に突然話しかけてきた喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)に「逃げちゃえば」と誘われ、喫茶店に入る。実は宏樹は会社に行こうとして突然パニックが起きた経験も持っており――というのが2話の展開。
再び喫茶店に足を運んだ宏樹は、マスターの浅岡に美羽にストレスをぶつけていること、子どもにもぶつけてしまうのではないかという不安を持っていることを話し、マスターから「かみさんのことめっちゃ好きだろ」「本気で好きならちゃんと考えてやんないと。離れるか、それとも腹括ってしっかり父親やるか」と言われる。そんな宏樹に美羽は離婚話を切り出そうとしていたが、突然母の容体が悪化し病院から連絡が入る。そして母から一人で育ててきた苦労や後悔の思いを聞かされた美羽は、病院の高額な請求書を見て離婚は無理だと考えるのだった。