森山未來、真冬の撮影にビーサン! サトエリ思わず「ノベンバーやで」とツッコミ
この3年で気持ちが整理できた部分も多い」と思いのたけを客席に届けていた。
一方、佐藤さんは震災直後に引越しをしたが、「未來さんのファンだったので共演したかったんですよ。それに(森山さんの震災特集を)見ていて、一言申したいこともあって」と本作への思い入れは負けていない。「未來さんは冬の現場なのに、ビーチサンダルなんですよ。いま、ノベンバー(11月)やでって(笑)」と思わずツッコミを入れる佐藤さん。ロケ現場のほぼ全域に、森山さんの知り合いや友人が暮らしていたといい「どんだけ友達多いねん。やっぱり地元の人なんだなと思った」と振り返った。
井上監督は現在放送されている連続テレビ小説「てっぱん」も手がけるディレクターで、人生初の舞台挨拶に「なかなか震えるなと…」と緊張しきり。
現場は森山さんが「カメラマンが撮りたいときに撮っていた」とふり返る通り、カメラマン主導で「“よーいスタート”も“カット”もない状態」(井上監督)。このドキュメンタリータッチの手法が功を奏し、森山さんや佐藤さんのより自然な演技や表情が引き出された。監督自身は神戸出身ではなく「感覚の違いから葛藤や悩みもあったが、その(自分の)