佐藤浩市、映画『Fukushima 50』公開で「負の遺産を明日への遺産に」
この映画を作ってくれてありがとうございました』というお言葉をいただいた時は、この映画を届ける自信をいただいた気がします」と福島の人々に感謝した。
本作はこれまでの作品と異なったというキャスト陣。佐藤が「今回は時系列で撮ることができたので、シーンを重ねていく内にみんなが同じ境遇になりました。ある種の結束感が普通の映画にはない気がしますね」と振り返り、5・6号機当直長の前田拓実役の吉岡は「マスクを取ったらみんな老けてました。浩市さんは『64』の前後編よりも疲れたと仰っていましたよ。本当にヘトヘトになるぐらい生気を吸い取られる思いで必死でしたね」とかつてない疲労を感じたという。そんな彼らが出演した本作は、73の国と地域で公開も決定。渡辺が「素晴らしい、深いパワーを届けられるに違いないと信じています」と期待を寄せ、佐藤も「負の遺産を我々人間の努力で遺産として未来へバトンとして渡すことができると思います。
この負の遺産を明日への遺産に変えられるよう、皆さんも願ってください」と訴えていた。映画『Fukushima 50』は、3月6日より全国公開。
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