人気グループ・EXILEのMATSUこと松本利夫が3日、自身のインスタグラムを更新。「束の間の休日」とつづり、長男との仲むつまじい“親子2ショット”を公開した。「天気も良く暖かくて気持ちよかったな~」と、7枚の写真をアップ。美しく咲き誇る桜を愛でたり、イチゴ狩りを楽しんだりと、オフを満喫する様子がとらえられている。イチゴ狩りでは長男が大興奮だったと明かし、「いったい何個食べたんだろう!?」と微笑ましくつづっていた。コメント欄には「息子ちゃん大きくなりましたね~」「オシャレで可愛い」「幸せいっぱいの写真ですね」「パパしていますね」「松ちゃんと息子くん見てるとほっこりします」「素敵な休日の笑顔が最高に素敵な写真、ありがとうございます」など、さまざまな反応が寄せられている。松本は2014年1月1日に、一般女性と結婚。16年4月に第1子となる男児、23年1月に第2子の誕生を発表した。
2024年04月04日2023年12月30日、お笑いタレントの坂田利夫さんが亡くなったことが分かりました。82歳でした。所属事務所の吉本興業株式会社によると、坂田さんは同月29日に、老衰のため逝去したとのこと。なお通夜、葬儀、告別式は、近親者のみで執り行う予定だそうです。坂田利夫さん逝去「たくさんの笑いをありがとう」坂田さんの代表的なギャグは「あ~りが~とさ~ん」や「あんたバカね、オホホ~」など。自ら『アホキャラ』を演じ、『アホの坂田』の愛称で全国のお茶の間で愛され、テレビ番組やCM、映画など多方面で活躍しました。吉本新喜劇などにも出演し、劇場でも多くの客に愛されていた、坂田さん。最期は親族と、お笑いタレントの間寛平さんらに見守られながら息を引き取ったそうです。ネットでは、坂田さんを偲ぶコメントが多数投稿されています。・たくさん笑わせていただきました。本当にありがとう!・『アホの坂田』が子供の頃から大好きでした。・『誰も傷つけない笑い』をやっている人という印象。数えきれないほど笑わせていただきました。・最期まで寛平さんが付き添っていたんだね。それならきっと、さびしくはなかったはずだ。また、坂田さんのギャグを使い「笑わせてくれて『あ~りが~とさ~ん』」と、感謝をつづる人もたくさんいたようです。坂田さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年12月31日EXILEの松本利夫、俳優の鈴木伸之、お笑いコンビ・かまいたちの濱家隆一と山内健司が出演する、アコム・侍ビッグ3の新CM「3B職業」編が、27日から放送される。架空の安土桃山時代を舞台に鈴木が織田信長、濱家が豊臣秀吉、山内が徳川家康に扮する同CMシリーズ。新CMにはバーテンダー役で松本が出演する。モテる“3B職業”について、バーでトークする3人。「バーテンダー」「美容師」と答えていた信長(鈴木)だったが、次第に「琵琶法師」「弁慶」とクセのある職業を紹介し始める。■松本利夫・鈴木伸之・濱家隆一・山内健司インタビュー――今回の撮影を終えていかがですか?濱家:毎回そうなんですけど、セットの作り込みとか雰囲気がすごいなと思いましたし、やってて楽しかったです。後やっぱりマツさんのバーテンダー感がすごい出てました(笑)。松本:僕はずっとみていたCMの空間の中で、自分が存在しているのが面白おかしく感じていたんですけど、こういうチョンマゲスタイルはシュールで面白いなと思いながらも、本当に楽しい撮影をさせていただきました!鈴木:去年2022年に引き続き、今年の2023年も「今しかできないことを。」をテーマに撮影させていただけて楽しかったです!山内:いつもこの服なんですけど、今日一番最初の時に弁慶の格好して、「あ、俺今日弁慶させてもらえるんや、この格好ええなー」と思ってたら全員弁慶だったんですね(笑)。俺だけじゃないんだって、びっくりしました。――松本さんはバーテンダー役での登場でした。濱家:やっぱり厚みが増すなと、全然(過去出演の)こがけんさんじゃなくてよかったなと思いました(笑)。鈴木:そうですね、マツさんとはもう10代の時からずっとお世話になっているので共演させてもらえるのは嬉しいですし、年々マツさんが優しくなってるイメージがあります。昔はもう少し強いイメージがあったんですけど、今すごく優しくなられている印象があります。山内:そうですね、撮影の合間に鈴木さんとマツさんがLDH(所属事務所)の話しているのがチラッと聞こえるだけでテンション上がるので、こがけんさんに無いものをやっぱりたくさん持ってるなと思ってます。二度とこがけんさんが戻ってこれないように、我々もがんばらないといけないですね。濱家:もうアコムのCMでこがけんさんと会えないのは寂しいですね~。――今回のCMはモテる3B職業とのことでしたが、今の職業で、男女問わず「モテたな~!」と思った瞬間やエピソードがあれば教えてください。濱家:えー。結構モテます(笑)。やっぱり地元に帰った時にみんながヒーロー扱いしてくれるのでそれが一番気持ちいですかね。地元じゃ負け知らずです。松本:そうですね。僕は子供の頃から、クラスで一番モテるやつの隣にいるっている役柄だったので、今、グループに所属させていただいてるのも、常にモテる人の隣にいるっていう……。その才能だけは昔からあるなっていう風に思ってるんで、現役時代はモテる方々の隣にずっといたんで、その(同じ)気分を味ってました。鈴木:僕はモテた……とはちょっと違うかもしれないですけど、ワンクールのドラマに出てインスタグラムのフォロワーが30万人増えたことがあって……3カ月で……。その時はちょっとびっくりしましたね。山内:まあ俺は芸人やっててもやってなくてもどっちにしろモテてたと思うわ。あんま関係ないわ。濱家:「俺は」って言い方すんなお前(笑)。なんでそんなボクシングの会見みたいなの。ビッグマウス叩いて。――もし今の仕事をしていなかったら、「やりたい」「かっこいい」と思う職業を教えてください。濱家:はい、歌手! やっぱりホンマかっこいいんで。憧れますね。松本:歌手! でもぶっちゃけ、昔高校生の時にバーテンダーになりたくて、めちゃくちゃバーに履歴書を出しに行った思い出ありますね。鈴木:僕はちっちゃい頃からずっと野球やってたので、プロ野球選手になってみたかったですねー。山内:俺は芸人や。芸人しか考えられへん。関係あれへん。芸人や。――鈴木さんと松本さんは事務所の先輩後輩の関係かと思いますが、今回CM初共演ということで、それぞれの印象などを教えてください。松本:いや~ノブは一緒に舞台やったのが10年くらい前かな? もう年々かっこよくなってますし、箔がついてるんで、話すと昔の空気感は一緒なんですけど、立派になったな! っていう感じですね。鈴木:そうですねー。感慨深いなというところがありまして、本当に10代の頃からご飯よく誘っていただいたり、それこそ舞台で共演させてもらったり、ドラマで共演させてもらったり……。そんなに頻度が多くはお会いしてないんですけども、その都度(会うたびに)時の速さを感じるね、っていう話をしてくださったり、(そういう思い出)一個一個が大切ですね。松本:楽屋開けるといっつも弁当食ってたよね(笑)。鈴木:(笑)。めちゃめちゃご飯食べてましたね。1食3合食べてたんで(笑)。――今回、CMの演出で鈴木伸之さんが琵琶法師や弁慶に扮していましたが、実際にご覧になった感想をお願いします。濱家:弁慶って、あの格好で戦ってたってことですよね? なんかだいぶ戦いにおいて大事そうな耳……聴覚を遮断して戦ってたんだな……という印象です(笑)。松本:今日このスタジオ入った時に、ノブが楽屋挨拶しに来てくれたんですけど、その格好がすでに弁慶だったのでその画がシュールだったのと、この大きなスタジオに入った時は弁慶がもう2人いたっていう……(笑)。次々と弁慶が出てくるっていう画が面白かったなという印象です。鈴木:僕は琵琶法師と美容師に扮装させてもらったんですけども、(CM設定上)時代も遡った美容師、琵琶法師の役柄だったので、ハサミとかも昔ながらのサビついた感じで一個一個のアイテムが古くてそれがちょっと面白かったなと思うのと、なかなか琵琶法師の格好することももうないんじゃないかなと思ってすごくありがたい経験だったなと思います。山内:シルエットが時代全然違うのにかっこいいなと思えて、武器狩りの感じ(シルエット)、あれなんか買い取りとかできないかな……という感じです。濱家:めっちゃ気に入ってるやん(笑)。――4月から新生活が始まる方も多いかと思います。新生活を送る方々へメッセージをお願いします。濱家:なかなか1年の間で気持ちが区切れるところって無いんで、まあこの4月気持ち新たに明るい未来へ向かっていって欲しいなと思います。松本:そうですね。出会いと別れの時期なのかなーとも思いますし、心機一転みたいな感じで、なんか新しいことにチャレンジする時期でもあるかなと思うので、そこは一歩踏み出す勇気を持って頑張って欲しいですね。鈴木:一つの区切りですし、そしてスタートの時期だと思うので、本当に(テーマである)「今しかできないこと」じゃ無いですけど、本当に今自分がしたいことを追い求めていって欲しいなと思います。山内:そうですね。初めて新生活で一人暮らしをする人も多いと思うんで、きっとソファを買うと思うんですけど、オットマン(足乗せ用ソファ)は1回考えた方がいいと思います。1回考えてから買った方がいいかも。――今回のCMの見どころについては?濱家:鈴木さんと我々かまいたちでなんかこうアコムさんのCMの雰囲気ってのがだんだん作れてきたかなと思うんですけど、そこにマツさんが入っていただいて、新しい一面も見れましたので世界観、雰囲気を楽しんでもらえたらなと思います。松本:ずっと観させて頂いてたCMだったので、その中に自分も参加させて頂いて、まあむしろ自分が一番ワクワクしてこのCM観るだろうなと思ってます。ただ妻には、CM出ること一言も言ってないので、CM流れた時に知るというワクワク感もあります(笑)。鈴木:侍ビッグ3×マツさんということで、どんな化学反応が起きるCMになってるのか、すごく楽しみに観てもらいたいなと思います。山内:今回もすごい面白いCMに仕上がって、僕も実はこのCM出させてもらうっていうのまだHIROさんに言ってないので、これ観て「あっ!」ってなると思います。濱家:会ったことないHIROさんいじんなよ(笑)。なんも思えへんわお前に……。
2023年03月27日デジタルコミュニケーションサービス「CL(読み:シーエル)」にて、松本利夫(EXILE MATSU)の新企画『最近、どうよ?』が、2月15日(水) 18時より配信されることが決定した。「CL」は、LDHファンに向けたエンタテインメントコンテンツと、サイバーエージェントが新しい未来のテレビ「ABEMA」などで培ってきた映像配信技術を融合することで生まれたFanTech(ファンテック)サービス。オンラインでもLDHのコンテンツを楽しめる新しいデジタルコミュニケーションサービスとして2020年8月にグランドオープンし、LDH所属アーティストが出演する「CL」オリジナル番組の生放送のほか、放送済みの番組アーカイブ、アーティストによるライブキャストなど、ここでしか見られないコンテンツをお届けする。『最近、どうよ?』は、LDH所属のゲストが登場するトーク番組。台本はなく、松本自身も当日までゲストが誰か知らされない中で、これまで培ってきた話術でゲストを深掘りしていく。初回のゲストは、三代目 J SOUL BROTHERSのØMIが登場する。<番組情報>『最近、どうよ?』初回放送2023年2月15日(水) 18:00~出演者:松本利夫(EXILE MATSU)、ØMI(三代目 J SOUL BROTHERS)※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。視聴はこちら:トップページ:
2023年02月14日EXILEの松本利夫、タレントの魔裟斗、元プロサッカー選手の大久保嘉人らが19日、都内で行われた「第12回イクメンオブザイヤー2022」授賞式に出席した。育児を積極的に行う男性=イクメンを応援するイクメンプロジェクトを推進する厚生労働省後援のもと、育児に奮闘する著名人を表彰する「イクメンオブザイヤー」。第12回を数える今年は、エンターテインメント部門で松本利夫(EXILE)、スポーツレジェンド部門で魔裟斗と大久保嘉人、アナウンサー部門でフジテレビの榎並大二郎アナウンサーとTBSの蓮見孝之アナウンサーがそれぞれ受賞した。昨年のMAKIDAIに続き、EXILEから松本が今年のエンターテインメント部門を受賞。「生まれて来た時に初めて抱っこをした時に親としての実感が湧きました。我が子の手を握った時に子供が握り返してくれて、その時に子どもから『よろしくね』と言われたような気がして感動したことを覚えています。隣にいた妻も大粒の涙を浮かべていて、父親として心からこの子を守り家族を幸せにするんだと決意しました」と息子が誕生した当時のことを懐かしそうに振り返った。育児については「妻とコミュニケーションをとりながら苦労とか大変とか思わず楽しむことが大切だと思っています」と楽しむことの重要性を強調。育児の共同作業者でもある妻には「嘘をつかない、隠し事をしない、言いたいことはちゃんと伝えるようにしています。それに、できるだけ妻が望んでいることをしてあげてるようにしてます」と話した。育児に奮闘する世の男性には「子育てを大変と思わず楽しんで頑張って欲しいです」とエールを送った。昨年現役を引退し、現在はタレントとして活動している大久保嘉人。魔娑斗とともにスポーツレジェンド部門を受賞した。「4人の子どもに恵まれ、生まれる前から子どもたちとは友だちの関係を築きたいと思い、友だちのような関係で子どもたちを育てています」と明かし、「子どもと友だちみたいなので、僕が長男みたいな感じ。それを見ている嫁はいつも怒っていますね(笑)」と苦笑いも。育児に対しては「完璧を求めると終わりがありません。何が起きても妻と楽しみながらやることで成長していくと思います」と子どもと一緒に自身も成長しているといい、「楽しさを考えながらやっていって欲しいですね」とイクメンに勤しむ父親にアドバイスを送った。また、11月にカタールで開催されるサッカーW杯の日本代表について触れ、「本気のドイツやスペインと戦ったことがなかったので、初戦で勝ち点1や勝利すれば間違いなく決勝トーナメントに進出できると思います。それを楽しみに日本が1つにまとまって応援できたらと思っています」と森保ジャパンにエールを。さらに前日引退を発表した中村俊輔に対しては「日本サッカー界を盛り上げてくれた一人なので引退は寂しいです」と引退を惜しむも、「家が近くなので仲良くしています。これからは子どもたちにサッカーを教えてくれると思うので、近所付き合いも仲良くしていきたいですね」と話していた。
2022年10月19日松本利夫(EXILE)主演による『舞台 FOCUS2022「アップデート」』が、9月17日銀座ブロッサム中央会館にて開幕した。ここではそのレポートとキャストコメントをお届けする。華やかなボールルームダンス(社交ダンス)で幕を開ける、この『舞台 FOCUS2022「アップデート」』。ダンサーたちは全員姿勢が良く、どれだけダイナミックに動いても頭がブレない。そのステップは細かく、そしてスピーディーだ。なにより素晴らしいのが、男女ペアのダンサーたちが、お互いを信じあって踊っている点である。女性ダンサーが男性ダンサーに重心を預けたり、どれだけ激しく動いても手は固く握られたままだったり。ボールルームダンスがいかに「パートナーとの信頼関係」によって成り立っているものかよく分かる。また、綺麗に揃った足さばきも見事である。テクニックはもちろんのこと、呼吸や気持ちが通じあっていないとこうはいかないだろう。ボールルームダンスのそういった特性を踏まえたうえで観劇すると、物語がより味わい深く感じられる。「独身のままで生きていく」と宣言しながら、老後の不安から結婚相手を探すことになる主人公・桑田慎太郎。ただ、なかなか理想の相手が見つからない。そんなときに出会ったのがA.Iパートナーのマリモ。若くて、見た目も良く、すべてが自分好みのマリモを迎え入れ、桑田は有頂天に。ところが一緒に暮らすうちに彼女に備わっている性格が気に障るようになり、開発者に何度も「アップデート」を要求することになる。同作の鍵は「パートナーの大切さ」である。桑田は、マリモの気持ちをちゃんと受け止めようとしない。自分本位で彼女の内面を変えようとする。その結果、ふたりの関係性が少しずつ壊れていく。お互い、違う“人間”同士なのだから、考え方や価値観が異なるのは当然のこと。違うからこそ、相手のことを理解するために歩み寄ったり、時には我慢したりする。気持ちを身勝手に押しつけたりするのではなく、喜びも不満も共有しながら過ごすことで、パートナーとの関係は築かれていく。桑田はその点、相手への思いやりに欠けていることが分かる。きっと成長しきれずに大人になったのだろう。結婚相手に求める条件も含めて、彼はまったくアップデートできていない人間なのだ。そういったストーリーにボールルームダンスを融合させたことで、「パートナーの大切さ」というメッセージがよりはっきりと伝わってくる。気持ちを通じあわせ、バランスをうまくとらないとボールルームダンスの形はすぐに崩れてしまう。ボールルームダンスがなぜ美しく見えるのかというと、お互い身も心もくっつけあって踊っているからにほかならない。恋愛もダンスも、相手とどれだけ向き合えるかが重要なのである。主人公の桑田は、人間性がねじまがっている。謙虚さがなく、世間体ばかり気にし、優しさに欠け、身勝手で勘違い甚だしい。そんな桑田に扮したのが松本利夫だ。クセの強いキャラクターをあまりに見事に表現しているため、松本自身の好感度が下がらないか心配になるほどだ。ただ物語が進むにつれて徐々に桑田の内面もあきらかになっていくと、わたしたち鑑賞者もハッと気づかされる。それは「自分も、もしかすると桑田と同じなのかもしれない」ということ。桑田は決して、他人事のようなキャラクターではないのだ。松本は、どこかシンパシーを感じるキャラクター像を絶妙な温度感で演じている。守屋茜は、桑田を一途に愛するマリモの健気さを丁寧にあらわしている。桑田からアップデートを何度も要求され、苦しみをかかえていくマリモ。内面がどんどん変化することで感情の浮き沈みも激しくなっていくのだが、守屋はその移ろいをさまざまなテンションで演じている。桑田にさまざまな現実を突きつける同級生役には春海四方、新垣幸三。桑田を翻弄する取引先のマドンナ役には土屋炎伽。桑田のイタさを陰で笑う部下役には春名真依、米山綾香。マリモを開発・修理する A.I エンジニア役に中島健。そしてマリモの理解者である婚活アドバイザー役には金井勇太。それぞれ笑いあり、そしてシビアさありの緩急を織り交ぜた芝居が光っている。また日本でトップクラスのタップダンサーであるHideboHが、謎の老人役で出演。劇中での彼のタップダンスが意味するものは、さまざまな考察ができるはず。ラストは出演者全員がボールルームダンスを披露。松本、守屋はこれまでさまざまなダンスをステージなどで見せてきたが、同作では新境地といえるパフォーマンスを見せている。桑田とマリモの感情を結実させたそのダンスは、きっと多くの鑑賞者の胸を打つことになるだろう。取材・文=田辺ユウキ■松本利夫(EXILE)コメントボールルームダンスは、今まで自分が携わってきたダンスとは全く違って、ペアで踊るという格段の難しさがありますね。二人三脚のように2人の息を合わせないといけないので、大勢のシンクロとも全く違いました。初めての社交ダンス、自分的には精一杯頑張りました。演じる役柄は、人間味がでるようにという面を考えながら演じています。芝居の展開も早いので、観ていただく方が感情移入できるように、ちょっとした仕草や表情、言葉の裏側など丁寧に表現していきたいと思います。とにかくダンサーの方々の圧巻のパフォーマンス、そして役者陣も豪華なキャストの皆さんが揃ってくださいました。チーム一丸となって頑張りますので、ぜひ楽しんで観ていただきたいなと思います。■守屋茜 コメント演じるマリモはAIなので、子供の感情表現と似ているな、と思って演じています。大人になったら感情を自分で調整しようとしますが、AIはアップデートされたことだけを忠実にやろうとして、ゼロか100か、というような激しい感情表現が多いので、テンションを上げて元気に表現して、マリモの天真爛漫で純粋さが伝わるように演じたいと思います。社交ダンスは覚えることがたくさんありましたが、プロのダンサーの方に色々と教えていただけてとても良い経験になりました。社交ダンスはずっと見ていられるくらい本当に美しいダンスです。毎日素敵なメンバーで試行錯誤しながら作り続けているので、最後まで気を抜かずに全員でいいパフォーマンスができるように、そして、社交ダンスの魅力を伝えられるように頑張ります。■春海四方 コメント作品自体が柔らかいお話なので、お客さんが見ていて楽しめるような芝居ができるように意識しています。松本さんを始め、カンパニーの皆さんがとても素直で気さくな方たちなので演技がしやすいです。ボールルームダンス界のエキスパートたちが集まっていてとても綺麗なダンスは、思わず見惚れてしまいます。そのまま出トチらないように要注意です……(笑)。今コロナで分断されていることが多い中、社交ダンスは人間が大事にしなきゃいけないことを大切にしているので、そういった所を表現できればと思います。今まで見たようなミュージカルともまた違った、ダンスのエキスパートたちの惚れ惚れするダンスとお芝居、両方楽しんでいただければと思います。■金井勇太 コメント最初は、一生懸命面白い芝居をしなきゃと意気込みすぎていましたが、お稽古を重ねて、面白いセリフを面白く喋ろうとしすぎない、自然な芝居を大事に、相手とのやりとりを楽しんでいます。ダンスはほとんど経験がなかったのですが、やってみるとそのすごさ、難しさを実感します。一流の方々のダンス、とても心強いです。この作品では畑違いのプロたちが集まっているので、ダンスの魅力に負けないように、俳優部の僕らも全力で表現できればと思います。ミュージカルとも音楽劇とも違う、新しい魅力のある作品です。演技を研鑽してきた俳優たちと社交ダンスの世界で活躍されているダンサーさんたちがどう絡み合って、お互いが刺激し合っていくのか、という人間の物語です。お互いの仕事を見てどうアップデートしていくか、楽しみにしていてください。■HideboH コメント社交ダンスの世界は独特の動きがあり、特殊技能に近いものと感じています。ミュージカルでダンスを覚えてみんなでユニゾンを踊る世界とも、ちょっとかけ離れていますね。「社交ダンス風に見える」ではだめなので見よう見マネになってしまわないように気を付けています。自分の役どころは、現実に生きる人物というより、色々な解釈ができる存在なので、皆様に想像してもらいたいところです。そして、少しですが感情をタップで表現する、ということにも挑戦しています。足を打楽器として使う、原点のような表現ですね。とても不思議な世界に仕上がっています。社交ダンスと芝居、その融合と世界観があまり見たことないという世界に誘いますので楽しみにしていただければと思います。■中島健 コメントこの作品で僕は、大先輩の金井さんと絡むシーンが多く、魅せ方や表現の仕方などたくさん教わりました。そんな2人の信頼感も見える舞台になればいいなと思います。ダンス自体あまり経験がなく、振り入れの段階から苦戦していました。お稽古を重ねダンスについてわかることが増えると、楽しい! もっと踊りたい! と、ハマってしまっています。社交ダンスの中でもジャイブというジャンルが好きで、劇中でもプロのダンサーさんが踊っているので、すごく見入ってしまいます。社交ダンスを経験して、もっと広まってほしいですし、こんなすごいダンスがあるんだと皆さんに知ってほしいと思いました。とてつもないものをお見せしますので、ぜひ劇場にお越しください。■土屋炎伽 コメントお客様に楽しんでいただくために、キャストの皆さんとトップダンサーの皆さんと試行錯誤しながら「まだまだ進化できる!」と信じて作り上げているので、緊張しつつも本番が楽しみです。ギリギリまでブラッシュアップしながら、これまでのFOCUSとはまた違った一面をお見せできるよう頑張りたいと思いますし、私自身ボールルームダンスが大好きですので、この魅力を心から、お伝えしたいと思います。ぜひ、いらして下さい!■春名真依 コメント私は初めて関西弁を使う役ということもあり、楽しんで演じられています。また、自分の役は少し腹黒い部分もあるのですが、それでもどこか愛しいとお客様に思っていただけたら嬉しいです。社交ダンスは、初めての挑戦なので難しさを感じています。今まで、映像などで社交ダンスを観ていたのですが、このお話を頂いて現場で、実際に生で拝見すると、まったく違う感動や迫力がありました。そして自分がお稽古に入り踊ってみると、先生方のステップや、上半身の使い方などすごい技術だなと、2重にも3重にも感動する毎日で、すっかり虜になっています! この華やかな世界観を皆さんにお届けしたいと思いますので、ぜひ劇場にお越しください。目でも耳でも楽しんでいただけたらと思います。<公演情報>『舞台 FOCUS2022「アップデート」』脚本:樫田正剛振付・監修:大竹辰郎振付・演出:大西大輔【出演】松本利夫守屋茜 / 金井勇太 / HideboH / 中島健 / 春海四方土屋炎伽 / 春名真依 / 新垣幸三 / ほか【東京公演】会場:銀座ブロッサム中央会館■2022年9月18日(日) 開演 11:00アフタートークあり:守屋茜 / 土屋炎伽 / 春名真衣■2022年9月18日(日) 開演 16:00スペシャルカーテンコール【チケット料金】SS席:19,500円(非売品グッズ・公演パンフレット付)SS席:18,000円(非売品グッズ付)S席:13,500円(パンフレット付)S席:12,000円A席:9,500円(パンフレット付)A席:8,000円※全席指定・税込※3歳以上有料、3歳未満膝上無料。但し、お席が必要な場合は有料。問い合わせ:info.focusstage@gmail.com(mailto:info.focusstage@gmail.com)チケットぴあインフォメーション:0570-02-9111(10:00~18:00)【大阪公演】会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホール■2022年11月18日(金) 開演 11:00 / 開演 16:0016:00回はアフタートークあり:松本利夫 / 守屋茜 / HideboH■2022年11月19日(土) 開演 11:00 / 開演 16:0016:00回はスペシャルカーテンコール【チケット料金】SS席:19,500円(非売品グッズ・公演パンフレット付)SS席:18,000円(非売品グッズ付)S席:13,500円(パンフレット付)S席:12,000円A席:9,500円(パンフレット付)A席:8,000円※全席指定・税込※3歳以上有料、3歳未満膝上無料。但し、お席が必要な場合は有料。■一般発売2022年10月8日(土) 10:00~チケットはこちら:問い合わせ:info.focusstage@gmail.com(mailto:info.focusstage@gmail.com)チケットぴあインフォメーション:0570-02-9111(10:00~18:00)■アフタートーク参加チケット詳細はこちら:■公演パンフレット販売開始日時:9月16日(金) 10:00~■ライブフォト販売開始日時:9月23日(金) 10:00~公式サイト:公式Twitter:
2022年09月18日「筧さんは5カ月前に熱海に引っ越されたそうですが、ご近所さんたちとうまくいっていないみたいなんです」(芸能関係者)今年8月に還暦を迎える筧利夫(59)。先月公開の映画『鋼の錬金術師完結編最後の錬成』に出演するなど、60代を前にしても活躍し続けている。そんな彼が“終のすみか”に選んだ熱海で問題が生じているという。「筧さんは2年前にもともと企業の保養所だった寮を住宅用に購入し、リフォームを始めました。購入直後にはご本人が高級なお菓子を持って挨拶に来ましたね。それから約2年間はずっと工事。その間、リフォーム関係者が工事の説明などに訪ねてくることはありましたが、筧さんご本人とお会いしたのは最初の一度きりでした」(近隣住民)あるトラブルを目にしたと近隣住民は続ける。「工事車両で道がふさがれてしまい、お向かいの理容店のお客さんの車が出られず、警察を呼ぶ事態にまで発展したことがありました」この“警察出動”について、当の理容店の店長は明かす。「この辺はもともと静かな場所でね。それが工事のせいで車だらけになってしまったわけです。工事が始まってしばらくしたころに、車が通れずお客さんがパトカーを呼んだことがありました。このとき、筧さんは『迷惑かけてすみませんでした』と謝りに来たんです。ある程度は仕方ないのは承知しています。ところが、その後も何度も同じことの繰り返し。いいかげんに頭にきて『次やったらすぐ警察に連絡しますよ』と警告しました」筧はリフォーム業者ともトラブルを抱えていたようだ。「職人さんを怒鳴る声がたびたび聞こえていましたね。『そこに物を置くな!』って、いつもそんな調子でした。家の仕上がりにも納得がいかなかったようで、今年2月に住み始めてからも、先月まで週に2~3回はやり直しの工事が継続。あるとき職人さんが『いつまでたっても終わらない~』って歌まで口ずさんでいましたよ。あまりの要求の多さに業者さんも『もうこれ以上はできません』と音を上げ、ほかの業者に変わったこともあったみたいです」(前出・理容店の店長)新居でのご近所トラブルについて筧の事務所に確認したところ、次のような回答が返ってきた。“警察出動”については、「建設中、業者が車輛を物件の駐車場に駐車せず道路脇に駐車したことにより通報されたことがあったようです。当時、工務店より報告をうけました。くれぐれも近隣にご迷惑のないよう進めてくださいと申し上げました」工事業者との関係については、「仕上げに納得ができず文句を言ったことはありますし、細かな部分では業者を変えたこともあります。問題はありましたが今はもう解決しています」還暦前の熱海移住に思わぬ陥穽が――。筧が“安息の60代”を迎えられることを願うばかりだ。
2022年07月26日EXILEの松本利夫と元櫻坂46の守屋茜が、舞台『FOCUS~アップデート~』(東京公演=9月17~18日、大阪公演=11月18~19日)で共演することが2日、明らかになった。日本国内を代表するボールルームダンス(社交ダンス)のトップダンサーたちと、各分野で活躍するアーティストや役者たちのコラボレーションが話題の舞台『FOCUS』シリーズの第5弾となる今作。松本が演じるのは、建築デザイン会社の取締役で、40代後半、独身男性の桑田慎太郎。守屋演じる、若くて容姿の整ったA・Iパートナーとしてのアンドロイド・マリモとの恋愛がテーマだ。他にも、春海四方や金井勇太など実力派俳優が脇を固める。松本は「今回の舞台『FOCUS』では、自分の得意とするダンスが多く含まれていますが、“社交ダンス”という自分にとっては初めてジャンルなので、まさに挑戦といった感じです。その初チャレンジも含め、ダンスの楽しさや素晴らしさを体感して頂けたらと思います」と、ボールルームダンス初挑戦に対する喜びとダンスに対する愛情をコメント。守屋は「このストーリーがどのような演出になっていくのか今からとても楽しみでワクワクしています。ダンスをとり入れた演劇ということで、オリジナリティあふれるエンタテインメントをお届けしたいです」と笑顔で抱負を述べた。わがままで独善的な主人公に対し、時に優しく、時に厳しく接する同級生・加賀谷役を演じる春海は「以前、三谷幸喜さんの舞台で、小学校4年生の男の子を演じたことがあります。今回は松本さんの同級生で47歳。私自身の当時47歳のころを振り返りつつ、加賀谷がどのように主人公によりそっていくのか、とても楽しみにしています」と期待。常に笑顔かつ熱血漢の結婚カウンセラーで、マリモを慎太郎に紹介した三沢役を演じる金井は「個人的にはこれまで頼りない男の役が多かったため、一言で“熱血漢”と簡潔にできる役どころをいただけた事が非常に嬉しく、報恩謝徳の心がけで挑みます」と意気込みを語った。また、主人公の慎太郎だけに見える謎の老人役を演じるHideboHは「やはり、ジャンルの異なる一流の皆さんとご一緒できる事は、最高だと感じています。自身の生きてきた中に無い世界観を拝見できたり、それを知れることは、自分への刺激、スパイスとして年齢に関係なく、たまらない経験となる筈です。知識という意味だけでなく、体感を以て感じたいですし、これにより、まだ出会ったことのない自分を発見できるかもと、楽しみで仕方ありません」と、集まったキャスト陣への思いを語る。他にも、前回公演にて社交ダンス初挑戦と共に舞台デビューを果たした土屋炎伽や、たこやきレインボー卒業後、舞台にも精力的に挑戦している春名真依、新垣幸三などの出演も決定している。脚本は『いいひと。』、『ソムリエ』、『春ランマン』、松本清張没後20周年企画「市長死す」など数々のヒットドラマや、『TARKIE THE STORY』、『陽だまりの樹』、など舞台でも多数の脚本・演出を手掛ける樫田正剛氏。公演スケジュールは、9月17日・18日に東京・銀座ブロッサムで4公演、11月18日・19日には大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで4公演の、全8公演の上演を予定している。チケット販売は、東京公演が7月30日午前10時から、大阪公演が10月8日午前10時から一般発売をスタートする。
2022年06月02日鈴木伸之&犬飼貴丈がバディを組む新ドラマ「ケイ×ヤク―あぶない相棒―」に、栗山千明、徳井義実(チュートリアル)、板尾創路、松本利夫(EXILE)、吉村界人が出演することが分かった。本作は、堅物な公安捜査官とミステリアスなヤクザが、禁断のバディを結成し、闇に葬られた事件を秘密捜査で追ううちに、次第に巨大な陰謀へと巻き込まれていくあぶないサスペンス。今回新たに出演が決定した栗山さんが演じるのは、サバサバした性格で腕っぷしの強い警視庁公安部の捜査官・央莉音。一狼(鈴木さん)の教育係兼バディでもあり、何かと世話を焼く存在。一方で獅郎(犬飼さん)にとっても大切な存在で、一狼と獅郎を結びつけていく。栗山さんは、役どころについて「登場人物それぞれに抱えているものがあるのですが、私が演じさせていただきます莉音は、溌剌としていて、一狼や獅郎に慕ってもらえる存在だと思います」と話し、「私自身、事件の真相や一狼たちがどうなるのか、先が気になっています。ご覧いただく皆様も同じように楽しみにして下さる事を願って、精一杯務めさせていただきます」とコメント。また徳井さんが、一狼に獅郎を監視する任務を命じる、常に冷静で感情を表に出さない警視庁公安部長・田口晶。板尾さんが、物語の大きな鍵となる秘密を握っている総理大臣・大須公昭。松本さんが、獅郎と同じ峰上組に所属する兄貴分のヤクザ・中村雄司。吉村さんが、公昭の息子で国会議員の大須匡を演じる。徳井さんは「何を考えているのかよくわからない、謎めいた登場人物で、演じるのが楽しそうです」と役柄の印象を明かし、板尾さんは「初の内閣総理大臣の役なのでドラマの支持率的なものも気にしつつ、楽しんでもらえる作品になるように全力で頑張ります」と意気込む。さらに松本さんは「映像化になったの時の画が楽しみな作品なので、是非多くの方に観て頂きたいなと思います」とメッセージを寄せ、吉村さんは「社会には必ずあるボーダーラインの緊張感とそこで出てしまう人間としての正直さを楽しめる作品になっていたら良いと思います」と語っている。「ケイ×ヤク―あぶない相棒―」は2022年1月13日より毎週木曜日23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月10日EXILEの松本利夫が、“ひとりぼっち”で繰り広げる舞台「松本利夫ワンマンSHOW『MATSUぼっち07』―MEDAL RUSH―」の公開ゲネプロが、6月1日に品川プリンスホテル クラブeXで行われた。『MATSUぼっち』は、2010年11月の「『MATSUぼっち』ーラフォーレ前までみんな一緒だったのに…ー」からスタートし、その後も回を重ね今回が第7回目となる。昨年に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け延期に。一年を経て、やっと実現した念願の舞台となった。今年は6月2日の東京を皮切りに、大阪・松下IMPホールや、高松・レクザムホール(香川県県民ホール)での公演を予定。今年も原案は松本、演出は『MATSUぼっち』シリーズを04からずっと支えてきた徳尾浩司(脚本作に『おっさんずラブ』『私の家政夫ナギサさん』『恋はDeepに』など)が務めている。今回のストーリーを紹介しよう。2021年、東京でスポーツの祭典が盛大に行われている頃、とある地下世界では、AIたちがひそかに地球転覆を狙ったプログラムを実行させようとしていた。そのことに気づいた松本は、危険を試みずに巨大な地下要塞に潜入し、プログラムを止めるために必要なメダルを集めるのだが……。というものである。いざ、会場に一歩足を踏み入れると、舞台上のスクリーンには大きなQRコードが映し出されている。このコードで観客からの質問を受け付けるシステムになっているという。毎回、アットホームで観客と距離の近い『MATSUぼっち』らしい試みに思える。舞台が始まると、そこは地下鉄の通るトンネルの中。松本は、地下鉄の工事をしているのだが、作業中、スコップが刺さって抜けなくなってしまう。松本は電車が来る前に、そのスコップを抜こうと必死なのだが、電車は彼のもとに迫っていた……。次に松本が目を覚ますと、そこは地底世界。彼は、地底世界で地上人と地底人との戦いが行われると知り、地上への切符を手にするためにその祭典に参加することになるのだった。祭典のオープニングで松本は、3カ月以上練習したEXILEの『Rising Sun』をサックスで披露すると客席を一気に『MATUSぼっち』の世界観に引き込んだ。その後は、地底人対地上人の対決が続く。とはいえ、それは縄跳びをしながらクイズに答えたり、空から降ってくるお金を箸やトングや網で掴んだりと、平和で楽しいゲームであった。途中、ダンスパフォーマンスを披露するシーンもあり、そこでの松本は、それまでの親しみやすい顔ではなく、2年半のブランクを感じさせないパフォーマーとしての魅惑的な顔を見せてくれた。QRコードによって集められた質問コーナーでは、ざっくばらんな松本の想いが聞ける。そんな中、公演向けて一言という質問には、「楽しんでやることが一番かなと。そしてお客さんに幸せになってほしい」と答えた。舞台がすべて終了すると、松本は客席に向かって今の想いを語った。「本当にエンタテインメント業界は大変な状況になっています。それでも、エンタテインメントは私たちに必要なものであると強く思っています。自分たちのグループの活動もそうですが、生で体感するものを、皆さんにまた思い出していただき、そこで得られるパワーや元気というものを持ち帰っていただければと思います。そのために自分たちは全力で突っ走っていきたいと思います」これまでの『MATSUぼっち』では、松本がステージを降りて客席を周って、観客とふれあい、写真を撮ったりするコーナーも見どころになっていたが、それもこの状況では難しい。しかし、質問コーナーがあったり、松本の想いのこもった挨拶があったりしたことで、これまでのような温かいな空気感も感じられる本作を是非劇場で体感してほしい。【公演概要】「松本利夫ワンマンSHOW『MATSUぼっち07』―MEDAL RUSH―」原案・主演:松本利夫 / 演出:徳尾浩司出演:Angelo、フランク玲美、カデット海シモン、田中日南乃、金井水輝<公演期間 / 会場>・東京:2021年6月2日(水)~ 6月6日(日) @品川プリンスホテル クラブeX・大阪:2021年6月11日(金) @松下IMPホール・高松:2021年6月26日(土) @レクザムホール(香川県県民ホール)料金:9,000円(税込)・ticketbook チケット詳細はこちら: ・ローソンチケット チケット詳細はこちら: 主催:フジテレビジョン / ネルケプランニング / LDH JAPAN
2021年06月03日ミュージカル『INTERVIEW〜お願い、誰か僕を助けて〜』の公開ゲネプロが24日に東京・品川プリンスホテル クラブeXで行われ、松本利夫(EXILE)、糸川耀士郎、伊波杏樹、丘山晴己、小野塚勇人(劇団EXILE)、山口乃々華が登場した。同作は韓国発のミュージカル。愛する人に裏切られたショックから殺人を犯した一人の少年は自死を選ぼうとするが、自らも知らないうちに記憶を改ざんし、生き延びた。しかし10年後、青年となった殺人犯の少年は記憶が蘇り、罪の意識から今度は連続殺人犯となっていった。2001年のロンドン、ベストセラー推理小説『人形の死』の作家であるユジン・キム(松本利夫/丘山晴己)の事務所へ、作家志望の青年シンクレア(糸川耀士郎/小野塚勇人)が訪ねてくる。ユジンは、自殺を企てた連続殺人犯が書いた遺書を差し出し、シンクレアに物語を作ってみろと促す。これまでパフォーマーとして活躍し、今回初のミュージカルとなった松本と山口。松本は「もともとパフォーマンスが中心で活動していたので、歌というものが1番不安でした。ただできないことに挑戦させていただいたのはこの年齢になってもありがたく思っていて、学ぶことの辛さと楽しさを同時に味わえて、また一つ成長ができたのではないかなと思います」と語る。「ボイトレの先生についていただいて、何度かやらせていただいた」と明かし、「ミュージカルの歌って、ポップスも歌ったことのない僕が歌う時に非常に難しくて、メロディーが入ってこないんです」と苦笑。「音程とかも未だに全然自信がないんですけど、これからという感じです。難しいながらも、セリフを曲に乗せているというイメージでやらせていただいてるので、歌はうまくなくても伝わればいいな。この場で何が起きてるかを表現できればと、自信をもって歌い上げたい」と意気込んだ。今後も挑戦するか聞かれた松本は「もう二度とやるか!」と周囲を笑わせる。「そう思うくらい、今も苦労してるんです。でもネガティブなことではなく、苦労があるから楽しい。初めてお芝居やらせてもらう時も同じ気持ちだったけど、結局終わった時にものすごい達成感、ワクワク感があって『もう1回やろうかな』から10年以上やらせていただいている。歌もこんな苦労したくないと思いつつも、もしお話いただいたら、やりたいかもしれないです。実際楽しいですね。僕、苦労が楽しいんです」と今後への希望も。山口は「もっともっと挑戦していきたい、はじめの一歩がこの作品でよかったなと思うくらい楽しくて、幅を広げながら挑戦していきたいと思うほどミュージカルの世界を魅力的に思った」と心境を明かした。同作はTeam RED(松本・糸川・伊波)、Team BLUE(丘山・小野塚・山口)のダブルキャスト編成・回替わりで上演され、この日は初日を迎えるREDのゲネプロが行われた。ぶつかり合うようなシーンもあり、糸川は「ケガはしなかったんですけど、片目のコンタクトを落としまて、今ちょっと焦ってる。どうしようかなと、それで頭がいっぱいです」と告白。伊波は「ユジン先生には(自分の姿が)見えてないから、関係性、愛をどれだけ渡せるか」と苦労を語り、松本も「見えてない存在をいかに見ない感覚で作れるかを大切にしていきました」と応えた。そんなREDについて丘山は「本当に全く違う、REDはパッションがすごいですね」、小野塚は「普通に色分けだと思っていたけど、けっこう、その名の通り。REDは戦いみたいな感じがすごくあって、熱い感じが伝わってきます」と表す。しかし松本は「REDのが大人っぽくない!? こっちはどろどろ」と指摘し、糸川は「(松本から)ぐっとされながら『勝てるわけないじゃん……』って」と胸ぐらを捕まれるシーンを再現。松本はBLUEについて「どちらかというと大人でクールの中に秘めてる感じ、魅惑的な感じがある」と表現し、丘山は「全然違うから、REDとBLUE見に来ていただかないと。ワンパッケージになっていると思います」と両方をアピールしていた。公演は品川クラブeXにて、3月24日~4月4日。
2021年03月24日EXILEのパフォーマーとして知られる松本利夫が12月12日、東京・新宿K’s cinemaで行われた主演映画『無頼』の初日舞台挨拶に、本作が8年ぶりの新作となる井筒和幸監督とともに登壇した。第2次大戦後の昭和の高度成長期を背景に、誰にも頼らず裏社会でのし上がっていった男の孤高の生きざまを描く。松本は主人公・正治を熱演し「もともと井筒監督の大ファンだったので、自分が主演をやらせていただくことになり、うれしく思いましたし、気が引き締まる思いでした」と挨拶し、「現場で一番エネルギッシュだったのは監督。現場も監督に負けないよう、一同気合いが入りまくっていた。1日で3シーン撮れたらいいというくらい、それだけ監督がこだわり抜いていた」と振り返っていた。激動の昭和、平成を生き抜く役どころで、主人公の20代から60代までを演じており「20代、30代、40代まではいけるんですけど……、20代はあぶねえか(笑)。50代、60代は老けメイクしていただき、とても繊細でクオリティが高かったので、鏡を見てショックを受けました」と明かした。また、全身に施された入れ墨メイクは「3人がかりで7時間かかった」そうで、「夜の10時に現場入りして、夜中の12時から朝7時までメイク。そこから撮影を始めて、夜中の12時まで撮ることも。刑務所に入るシーンでは全裸にもなり、“人間崩壊”するんじゃないかと思った(笑)」と撮影の過酷さに苦笑いを浮かべた。井筒監督にとって『黄金を抱いて翔べ』以来となるメガホン作で「映画って難しい。いつも悩んでいる」。当時20歳だった1973年を振り返り「生き方が定まらず、無職でフラフラしていたあの頃、『仁義なき戦い』を道頓堀の東映で見た」といい、「(上映が)終わったら、深作(欣二)さんが(舞台挨拶に)登場したのね。深作さんが『本日はどうもありがとうございました』って挨拶したら、やんやの喝さいだった」と回想。この光景に、若き日の井筒監督は衝撃を受けたそうで「あの日から、いつかヤクザ映画を撮ってやろうと思った」と本作への強い思い入れを語っていた。舞台挨拶には松本、井筒監督に加えて、共演する木下ほうか、中村達也、阿部亮平が出席した。取材・文・写真=内田 涼『無頼』全国公開中
2020年12月12日ジャーナリスト・門田隆将によるノンフィクション作品『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』を原作とした映画『Fukushima 50』が、本日より公開。日本人誰もが経験し、全世界が震撼した“3.11”の最前線で戦い続けた50人の人々の姿を描いた物語だ。2011年3月11日午後2時46分に発生し、マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震となった東日本大震災。そして、想像を超える被害をもたらした原発事故の現場である福島第一原子力発電所(通称:イチエフ)に残った地元福島出身の作業員たちは、世界のメディアから“Fukushima 50”(フクシマフィフティ)と呼ばれた。本作で主役となる福島第一原発1・2号機当直長・伊崎利夫役には佐藤浩市、そして、福島第一原発所長の吉田昌郎役に渡辺謙が扮する。さらには吉岡秀隆、緒形直人、火野正平、平田 満、萩原聖人、吉岡里帆、斎藤工、富田靖子、佐野史郎、安田成美ら錚々たるメンツが集結。東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った人々の知られざる“真実”が、ついにいま、明らかとなる。本作では、邦画史上最大級のスケール感とリアリティで“あの日の出来事”が描写され、そして、すべての登場人物が生死をかけた状況に追い込まれ、感情むき出しでぶつかり合う様子が克明に描かれる。当事者に近い者たちでなくとも、胸を打たれることは間違いないだろう。震災から10年目を迎える、この2020年。あの日、あの時、あの震災で、福島原発事故で“最後の砦”となった“Fukushima 50”の決死の覚悟を、この目に焼き付けたい。そして私たちはこの映画を通してもう一度、東日本大震災に、ひいては、二次災害や風評被害を生む“震災”そのものに、真摯に向き合わなければならないだろう。世界中が注目した現場で本当は何が起きていたのか。何が真実なのか。ぜひとも映画館で、スクリーン越しに対峙していただきたい。『Fukushima 50』本日より公開
2020年03月06日佐藤二朗主演、4月放送のドラマ「浦安鉄筋家族」より、大沢木一家を演じる水野美紀、岸井ゆきの、本多力、斎藤汰鷹、キノスケ、坂田利夫の出演が明らかになった。シリーズ累計発行部数4400万部、実写化不可能といわれた浦安を舞台にパワフルな一家が大暴れする人気ギャグ漫画シリーズを、テレビ東京が地上波のギリギリに挑戦してドラマ化する本作。今回明らかになったキャストたちが演じるのは、佐藤さん演じる大鉄を取り囲む大沢木一家!料理上手で子煩悩、普段はお淑やかだがスイッチが入ると誰にも暴走が止められない大鉄の妻・順子役には、連続テレビ小説「スカーレット」で主人公のよき友人役を演じている水野さんに決定。「意気込みだけしかありません。それ以外はどうすれば良いのか分かりません」と今回の出演に関して正直な感想を述べた水野さんは、「大鉄役の佐藤二朗さんの印象はクレイジー。とにかくクレイジーな印象です。恐ろしいです。このドラマはコンプライアンスに抵触していそうなところが見どころ。岸井ちゃんの入浴シーンもあるかもしれません。ないかもしれません」とコメントしている。そんな水野さんは本作でアクションシーンもあるのだとか。また、大沢木家で一番まとも(!?)に見えるが、彼氏・花丸木くんのこととなると盲目になり、恋人関係を守るためなら全てを捨てて全力奔走するメルヘンかつ現実的な大沢木家の長女・桜役には、『愛がなんだ』で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞した岸井さんが演じる。岸井さんは「数多くのファンの方がいるこの作品に関わることはプレッシャーが大きく、漫画を読み返しては悩んだりもしました」と不安を明かすも、「台本が届き、読みはじめた瞬間に文字から飛び出す楽しげな大騒ぎとそのハチャメチャさに、今はただワクワクしています」と撮影が楽しみだと話す。さらに、アニメ・発明オタクで大沢木家の自宅警備員を務める永遠の浪人生、長男・晴郎役に、「ヨーロッパ企画」所属で「俺の話は長い」の出演が話題となり、「知らなくていいコト」にも出演中の本多さん。坊主頭がトレードマークで勉強嫌いな次男・小鉄役に、『人魚の眠る家』で篠原涼子と西島秀俊の息子役を演じた汰鷹(たいよう)くん。趣味はロックを聴くこと、祖父・金鉄役に、アホの坂田こと坂田さん。そして三男・裕太役は、某スタッフの愛息子・キノスケくんが演じる。本多さんは「ほんとにどんなドラマになるか想像出来ないですが、とにかくうるさい、いや、騒がしいドラマになるはずです。脚本が同じヨーロッパ企画の上田くん・諏訪さん・酒井くんなので、3人の内に秘めたる騒がしさも現場に伝えられるように大きい声でのぞみたいです」と意気込み、汰鷹くんは「ママが昔、原作のマンガを読んでいたと聞いて気になって読んでみたら、面白すぎて一気に読んじゃいました!!キャラクターが自分とそっくりだったので絶対やりたいと思ってたから小鉄の役が決まった時は『っしゃぁぁぁ!!』って喜んじゃいました!!」と出演決定時の心境を明かす。「こんなにも自分に似ているキャラクターがいるのかと驚きました」と自身もびっくりだったと語る坂田さんは、「佐藤二朗さんをはじめ、共演させて頂く方たちと楽しく、明るく、にぎやかに撮影ができたらと思っています。大沢木家一丸となって視聴者に喜んでもらえるように頑張ります」と意気込んでいる。ドラマ24「浦安鉄筋家族」は4月、毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送予定。※テレビ大阪のみ翌週月曜深夜0時12分~毎週地上波放送終了後、ひかり TV&Paraviにて配信予定(cinemacafe.net)
2020年02月14日お笑い芸人の坂田利夫が31日、都内で行われた映画『嘘八百 京町ロワイヤル』の初日舞台挨拶に、中井貴一、佐々木蔵之介、広末涼子、友近、加藤雅也、武正晴監督とともに登壇。「結婚できますように」と今年の願いを発表した。舞台挨拶では、今年の願いを書き入れた絵馬を一人ひとりお披露目。坂田は「結婚できますように」と願いを発表し、「絶対結婚しまっせー! 結婚式来てくださいよ」と観客に呼びかけ。「祝儀をようけくださいよ」と加え、中井から「祝儀をもらうために結婚したいんですか? 寂しさを紛らわせたいんですよね?」とツッコまれると、「そんなことないの。お金」と返して笑いを誘った。また、理想の女性について「心の良い女性。そして素晴らしく良い子供が生まれるように」と説明。中井が「まだこれからお子さんを作る予定?」と驚くと、坂田は「Yes,I do!」と答えた。そんな坂田のために、中井は締めの挨拶で「師匠が結婚したいんです。でもなかなか相手がいません。もし一緒に暮らしてもいい方、お帰りの際、どこかでご住所と名前、電話番号を記入していただければ、坂田利夫からご連絡をさせていただきます」と結婚相手を募集。会場から笑いが起こる中、坂田は「頼んだぞー!」とアピールした。2018年に公開された映画『嘘八百』の続編となる本作。中井貴一演じる空振りばかりの古物商・小池則夫と佐々木蔵之介扮する陶芸家・野田佐輔の骨董コンビが、京都を舞台に騙し騙されの珍騒動を描く。坂田は、前作に引き続き、紙偽造の達人・よっちゃんを演じた。
2020年01月31日3月6日公開の映画『Fukushima 50』のワールドプレミアが26日、都内で行われ、佐藤浩市、渡辺謙、吉岡秀隆、緒形直人、平田満、萩原聖人、佐野史郎、安田成美、若松節朗監督が出席した。福島第一原発事故の関係者90人以上への取材をもとに綴られた門田隆将のノンフィクション作品『死の淵 を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』を原作に、東日本大震災時の福島第一原発事故を描いた本作。東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った人々の知られざる真実を明らかにする。ワールドプレミアが行われたこの日は、主役となる福島第一原発1・2号機当直長・伊崎利夫役の佐藤浩市、福島第一原発所長・吉田昌郎役の渡辺謙らキャスト陣と若松監督が登壇。佐藤は「23日に郡山、24日に仙台を(試写会で)訪れました。福島から始めなければ正直始まらないというのが僕らの思いなので、福島の方々に見ていただきました。被災された方々に見ていただくことは恐怖でもありますが、それを乗り越えてエンディングまで行ったら必ず何かが残ると思います。記録としても記憶としてもこの映画が残るであろうと思っています」とコメント。佐藤と23日に郡山で舞台あいさつを行った渡辺は「色んなニュースが飛び交っている中、『この映画を見て真実が分かりました。この映画を作ってくれてありがとうございました』というお言葉をいただいた時は、この映画を届ける自信をいただいた気がします」と福島の人々に感謝した。本作はこれまでの作品と異なったというキャスト陣。佐藤が「今回は時系列で撮ることができたので、シーンを重ねていく内にみんなが同じ境遇になりました。ある種の結束感が普通の映画にはない気がしますね」と振り返り、5・6号機当直長の前田拓実役の吉岡は「マスクを取ったらみんな老けてました。浩市さんは『64』の前後編よりも疲れたと仰っていましたよ。本当にヘトヘトになるぐらい生気を吸い取られる思いで必死でしたね」とかつてない疲労を感じたという。そんな彼らが出演した本作は、73の国と地域で公開も決定。渡辺が「素晴らしい、深いパワーを届けられるに違いないと信じています」と期待を寄せ、佐藤も「負の遺産を我々人間の努力で遺産として未来へバトンとして渡すことができると思います。この負の遺産を明日への遺産に変えられるよう、皆さんも願ってください」と訴えていた。映画『Fukushima 50』は、3月6日より全国公開。
2020年01月27日大阪松竹座の2月公演『喜劇なにわ夫婦八景』の製作発表が12月12日、大阪市内で行われ、出演の真琴つばさ、筧利夫、内博貴、桂ざこばらが登壇した。本作は上方落語の巨星、桂米朝の知られざる素顔と弟子たちとの賑やかな共同生活を、妻・中川絹子の視点を軸に描くもの。廓正子著『なにわ華がたり』をもとに、脚本・演出の堤泰之により、新たな物語として舞台化する。冒頭、挨拶に立った米朝の息子、5代目桂米團治は、開口一番「感動しております」と感激のコメント。「喜劇 なにわ夫婦八景 米朝・絹子とおもろい弟子たち」チケット情報「まさか両親がお芝居になるとは、夢にも思いませんでした。絹子を演じる真琴つばささんと米朝を演じる筧利夫さんは、本人が乗り移ったようにそっくり。そして僕を演じてくださるのがジャニーズの内博貴さん。本人より数段男前の内さんが、三枚目の僕をどのように料理してくれるのか非常に楽しみです」。米朝の師匠で4代目桂米團治役には、兄弟子の桂ざこば。「先代の米團治は昭和25年に55歳で他界、いま生きてる僕らは誰も知らないのですが、ざこば兄さんは役を自分に引き付ける魔力がある方。きっと『こんな人やったんやろな』と教えてくださること請け合いです」と期待を寄せた。中川絹子役の真琴は、映像などで生前の絹子の様子を見聞きしたという。「はんなりとした関西弁が印象的で。時の勝負師でもあり、愛情と勝負に長けた女性だったと思います。夫と息子を愛し、何より関西の皆様に愛される舞台にしたい」と抱負を語る。筧は米朝について「多方面から観察して分析する、部長刑事のような部分があったのでは」と推測。ひとりで何役も演じ分け、演出も兼ねる落語の難しさにも触れ、「落語を極めた方なので、役者なんて容易だったはず。粗相のないよう勤めたい」と、偉大な先輩に敬意を表した。米團治役の内は生前ざこばに連れられ、米朝に挨拶する機会があったという。「ご縁を感じます。落語は未知の世界ですが、一つひとつ勉強しながら頑張りたい」と意欲を見せる。2年前に脳梗塞で倒れ、本作で芝居復帰するざこばは、「今があるのは師匠“ちゃーちゃん”とママのお陰」と感謝を述べる。「先代の米團治は相当頭のええ人やったと思います。これから勉強です。体調は万全やけど、台詞覚えがアカン。内君には会うなり(台詞が飛んだら)『頼むで!』と伝えてます」とユーモアたっぷりに場を沸かす。筧が「僕も師匠と同じ場面が多いんですけど」と不安を吐露すると、真琴がすかさず「内君が全員の台詞を覚えてくれるそうです」と無茶振り、最後は内が「任せてください!」と頼もしく応戦し、会見は爆笑の掛け合いで幕となった。公演は、2月1日(土)から16日(日)まで大阪松竹座にて上演。チケットは1月4日(土)10時より発売開始。取材・文:石橋法子
2019年12月18日EXILEの松本利夫が6日、都内で行われたダイワハウス Special 地球ゴージャス二十五周年祝祭公演『星の大地に降る涙 THE MUSICAL』製作発表記者会見に、主演の新田真剣佑、地球ゴージャスを主宰する岸谷五朗と寺脇康文らとともに出席。舞台初歌唱に向けて、ボイストレーニングを始めたことを明かした。演劇ユニット・地球ゴージャスの25周年記念公演となる同作は、歴史の大きな渦に巻き込まれた人間たちの生き様を描いたファンタジー。2009年に10作目の公演として上演された作品で、岸谷と寺脇以外のキャストを新たにし、さらに初演時よりミュージカル要素をアップさせる。主題歌は、本作のために書き下ろされたEXILEの「愛すべき未来へ」が、前回に引き続き使用される。松本は「10年前、『愛すべき未来へ』を主題歌に使っていただいて、製作発表のときに登壇されたのはHIROさんとATSUSHIさんでした。まさか10年後に自分がキャストとしてこの舞台に…光栄ですし感謝の気持ちでいっぱいです」と感慨深げにあいさつ。「自分はパフォーマンスのほうなので、舞台で歌うことが初めて。歌いますよね?」「『愛すべき未来へ』も歌いますよね?」と岸谷と寺脇に確認し、「生で歌っていただきます」「ハモリますよ」と言われると、「ですよね…。初めての体験をいろいろとさせていただくことになると思いますが、精一杯頑張ります」と気を引き締めた。そして、「自分たちで言うのもあれですけど、『愛すべき未来へ』は自分たちの中では名曲。(10年前に)この舞台を観てすごく感動したのを覚えていて、最後に自分たちの楽曲が流れるというのは感慨深いものがありました」と同楽曲への思いを語った上で、「ただ、僕はパフォーマーで、この楽曲は振り付けもない。歌詞も書いていないので、ほぼ関わってないんです」と笑いながら告白。「ですが、そのつながりもあり、こうしてキャストとしてステージに立たせていただけるというのは本当にありがたいことですし、いろんな感情が芽生えてきます」と続け、寺脇と岸谷から「ハモるよ」「でもマイクのスイッチは切っておくけどね」と歌唱についてイジられると、「そこだけは心配なんですけど、実はボイトレ始めてます。人生初めてなんですけど」と明かし、「胸を張ってハモれるように頑張ります」と宣言した。会見には、笹本玲奈、松本利夫(EXILE)、湖月わたる、愛加あゆ、島ゆいか、森公美子も出席した。
2019年11月06日福島第一原発事故の関係者90人以上への取材を基に綴られたジャーナリスト門田隆将渾身のノンフィクション作品「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」の映画化『Fukushima 50』に、緒形直人、平田満、吉岡里帆、斎藤工、佐野史郎、中村ゆりら総勢37名の追加キャストが発表。さらに、ティザービジュアルと特報映像も到着した。2011年3月11日午後2時46分に発生し、マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震となった東日本大震災時の福島第一原発事故を描く本作には、すでに福島第一原発1・2号機当直長伊崎利夫役で主演する佐藤浩市をはじめ、渡辺謙、吉岡秀隆、安田成美の出演が決定していた。今回新たに発表されたのは、日本を代表する豪華俳優陣37名。緊急時対策室(通称:緊対)で、大津波により失われた原子炉建屋の電源復旧のために尽力する発電班長・野尻庄一役に緒形直人。管理グループ当直長・大森久夫役には火野正平。休日であったが、地震発生直後にイチエフに駆けつける第2班当直長・平山茂役には平田満。第2班当直副長・井川和夫役には萩原聖人。避難所で連絡が途絶えた父の身を案ずる伊崎の一人娘・伊崎遥香役を吉岡里帆。遥香の恋人・滝沢大役を斎藤工。伊崎の妻・伊崎智子役を富田靖子。地震発生直後から官邸内の危機管理センターで陣頭指揮を執っていたが、突如自らイチエフへ向かう内閣総理大臣役には佐野史郎が決定。さらに、第1班当直副長・加納勝次役に堀部圭亮、第3班当直長・矢野浩太役に小倉久寛、管理部当直長・工藤康明役に石井正則、第1班当直主任・本田彬役に和田正人、5・6号機当直副長・内藤慎二役に三浦誠己、第1班当直主任・山岸純役に須田邦裕、第1班補機操作員・宮本浩二役に金井勇太、第1班補機操作員・小宮弘之役に増田修一朗、第1班補機操作員・西川正輝役に堀井新太、第1班主機操作員・小川昌弘役に邱太郎、第1班主機操作員・松田宗介役に池田努。そのほか、田口トモロヲ、皆川猿時、小野了、天野義久、金山一彦、金田明夫、阿南健治、伊藤正之、小市慢太郎、矢島健一、段田安則、篠井英介、前川泰之、津嘉山正種、中村ゆり、ダンカン、泉谷しげる、ダニエル・カールが出演する。そして、今回到着した初の本編映像公開となる特報映像では、これまでに体験したことのない大きな揺れに、伊崎(佐藤さん)は机にしがみつきながら、作業員に大声で指示を出しているシーンからスタート。一方、緊急時対策室にいた吉田(渡辺さん)は、中操につながった電話を片手に絶句の表情…。それぞれの緊迫したシーンに続き、高さ10mを超える想定外の大津波がイチエフを飲み込み、1号機の水素爆発が起こるシーンも描かれている。特報と併せて到着したビジュアルでは、福島原発や海とともに、空を一点に見つめる佐藤さんら主要キャストたちの姿が。「自分たちが、最後の砦――」というコピーも添えられ、力強さがうかがえる1枚となっている。『Fukushima 50』は2020年3月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:Fukushima 50 2020年3月、全国にて公開予定© 2020『Fukushima 50』製作委員会
2019年09月09日映画『Fukushima 50』が、2020年3月6日(金)全国ロードショー。第41回日本アカデミー賞最優秀監督賞を若松節朗が、そして最優秀助演男優賞を渡辺謙が受賞した。“3.11”福島第一原発で戦い続けた者たちの知られざる物語90人以上の関係者の取材をもとに東日本大震災について綴った門田隆将のノンフィクション書籍『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』(角川文庫刊)が、映画『Fukushima 50』としてスクリーンで上映される。焦点を当てるのは、2011年3月11日に発生した東日本大震災時の福島第一原発事故。マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大の地震によって、想像を超える被害がもたらされた未曾有の原発事故の現場では何が起きていたのかを克明に描き出す。主軸となる“Fukushima 50”映画の主軸となるのが、福島第一原発事故の際に現場に残り続け、海外メディアから“Fukushima 50(フクシマ フィフティ)”と称された約50人の作業員たち。福島第一原発を放棄した場合、避難対象となる地域の半径は250km、人口は5,000万人。東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟し戦い続けた職員たちの決断と行動を、記録を基に緊迫感のある画で再現する。主演に佐藤浩市次々に起こる不測の事態に対して第一線で厳しい決断を迫られる、福島第一原子力発電所1・2号機当直長・伊崎利夫を演じるのは、映画『64 ロクヨン 前編』で第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、『ザ・ファブル』や『空母いぶき』『楽園』など話題作への出演が続く俳優・佐藤浩市。渡辺謙×吉岡秀隆×安田成美ら共演そして、共演の福島第一原発所長の吉田昌郎役は、第33階日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞、近年は映画『怒り』やハリウッド映画『名探偵ピカチュウ』など国内外問わず幅広いジャンルの作品に出演する俳優・渡辺謙が担当する。また5・6 号機当直副長副長である前田拓実役には、『峠 最後のサムライ』の公開を控えている吉岡秀隆、緊急時対策室総務班の浅野真理役には安田成美がそれぞれ抜擢された。その他キャストそのほか主要メンバーを支える作業員たちや、その家族役にも豪華キャストが勢ぞろい。緒形直人や吉岡里帆、斎藤工、萩原聖人といった面々が物語に深みを与えていく。若松節郎が監督、脚本は前川洋一監督は、『沈まぬ太陽』や『空母いぶき』で佐藤浩市、渡辺謙と共作経験のある若松節郎。脚本は、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』を手掛けた前川洋一が制作する。ストーリー2011年3月11日午後2時46分。マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震が発生。全てが想定外の大地震が引き起こした太平洋からの巨大津波は福島第一原子力発電所を襲う。全ての電源を失ったことで原子炉の冷却が不可能となり、原子炉建屋は次々に水素爆発を起こし、最悪の事態メルトダウンの時が迫りつつあった。1・2号機当直長の伊崎は次々に起こる不測の事態に対して第一線で厳しい決断を迫られる。所長の吉田は現場の指揮を執りつつ、状況を把握していない本社とのやり取りに奔走。緊急出動する自衛隊、そして“トモダチ作戦”の発動とともに米軍もついに動く。福島第一を放棄した場合、避難半径は 250km、対象人口は 5,000万人-その中で現場に残り続けた約50人の作業員を、海外メディアは“Fukushima 50”と呼んだ。想像を超える被害をもたらした原発事故。現場では何が起きていたのか?何が真実なのか?浮き彫りになる人間の強さと弱さ。現場と本社、そして官邸との軋轢。東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った職員たちは、家族を、そして故郷を守るため、いかにしてこの未曾有の大事故と戦い続けたのか―【作品詳細】『Fukushima 50』公開時期:2020年3月6日(金)出演:佐藤浩市、渡辺謙監督:若松節朗脚本:前川洋一原作:『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』門田隆将(角川文庫刊)製作:KADOKAWA配給:松竹、KADOKAWA
2019年07月22日3.11の関係者90人以上への取材をもとに綴られたノンフィクション著書「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」を映画化する『Fukushima 50』。この度、本作の初映像となる特別映像が公開された。2011年3月11日午後2時46分に発生し、マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大の地震となった東日本大震災時の福島第一原発事故を描く本作。今回到着した本作初映像となる特別映像は、メイキングシーンと本編カット、さらにキャストコメントも収録。“原発内では本当は何が起きていたのか?”という言葉と共に映し出される映像は、全体に緊迫感、緊張感が漂っている。また、映像では本作の主演で中央制御室を指揮する1・2号機当直長・伊崎利夫を演じる佐藤浩市が「忘れなければ生きて行けないことと、絶対に忘れてはいけないこと、その二つが生きていく上で大変大事な事だと思っています」、福島第一原発所長・吉田昌郎役の渡辺謙も「いい意味での緊張感があります」と語っており、このテーマに向き合う静かな覚悟が伝わってくるようだ。『Fukushima 50』は2020年3月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:Fukushima 50 2020年3月、全国にて公開予定© 2020『Fukushima 50』製作委員会
2019年07月17日佐藤浩市を主演に、渡辺謙を共演に迎え、2011年3月11日に発生した東日本大震災とその後に起きた福島第一原発事故を描く映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)。第2弾キャストとして吉岡秀隆、安田成美の出演が明らかになった。関係者90人以上への取材をもとに綴られたジャーナリスト、門田隆将のノンフィクション作品「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)を原作にした本作。地元・福島出身で原子炉から最も近い中央制御室(通称・中操)を指揮する1・2号機当直長・伊崎利夫を佐藤さん、福島第一原発所長の吉田昌郎を渡辺さんが演じ、監督は『沈まぬ太陽』『空母いぶき』の若松節朗がつとめる。そして吉岡秀隆が演じるのは、5・6号機当直副長の前田拓実。担当する5・6号機が安定したことから、危機的状況に陥った1・2号機へ応援に駆けつけるプラントエンジニアで、1号機を10年担当していたため、ほかの誰よりも1号機に詳しい。放射線量が上昇し続ける1号機で、3度目のベント(爆発を防ぐために強制的に原子炉格納容器内の空気を抜き圧力を下げる)をアタックするメンバーに志願する。伊崎(佐藤さん)と同じ高校を卒業した地元・福島の後輩。「福島第一原発事故は現在進行形であり、今も戦い続けている人たちの心にも響く映画になればと思っています」と吉岡さん。「この事故は戦後最大の日本の危機でしたが、そこに踏みとどまった人たちがいたという事実があります。今後それを知らない世代が生まれた時にも、『Fukushima 50』がその歴史を知るための一つの礎となり、未来に向かっていくための映画の一つになってほしいと思っています」と力強くコメントを寄せる。また、安田成美は緊急対策室総務班・浅野真理役。吉田所長(渡辺さん)が指揮を執る免震重要棟の緊急対策室で、総務班として作業員の安全確保に尽力する職員。“イチエフ”内では数少ない女性。大津波警報発令時の緊急アナウンスから建屋が水素爆発した際のけが人の確認まで何でもこなし、所長の吉田を支え続ける。安田さんは「原発事故は処理がまだまだこれからです。たくさんの人にこの映画をご覧いただき、感じてもらえることがあればと思っています」とコメント、原作に触れ「当時原発内にいた人たちが戦場のような現場で命を懸けて戦っていたというのがわかりました。その熱い思いを伝えられたら」と意気込みを明かしている。『Fukushima 50』は2020年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Fukushima 50 2020年、全国にて公開予定© 2020『Fukushima 50』製作委員会
2019年07月10日俳優の佐藤浩市が主演を務める映画『Fukushima 50』(2020年公開)の製作が20日、明らかになった。同作は門田隆将によるノンフィクション『死の淵を見た男吉田昌郎と福島第一原発』を実写化。東日本大震災による福島第一原発の深刻な事故現場で何が起きていたのか。現場と本社、そして官邸との軋轢が起こり、東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った約50人の作業員“Fukushima 50”の物語を描く。主演の佐藤は、福島第一原発1・2号機当直長伊崎利夫を演じる。また、福島第一原発所長の吉田昌郎役を演じるのは、渡辺謙。同い年の部下・伊崎とこれまで一心同体でやって来たエリート所長役となる。監督は同じく『沈まぬ太陽』で第33回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、社会派・骨太な作風に定評のある若松節朗が決定。脚本はNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の前川洋一が務める。クランクインは2018年11月末、クランクアップは2019年1月末を予定している。○佐藤浩市 コメント忘れる事で前に進む、失敗をしても何度もトライをする、それは生き物の中で人間だけが出来ることです。しかし絶対に忘れてはいけない、繰り返してはいけない事があります。あの日あの時どういう状況に我々が、日本があったのか? その事を思い出し、明日のそして後世の為の映画を若松監督、渡辺謙さん達と一緒に確認をしながら作りたいと思います。○渡辺謙 コメント『許されざる者』の撮影中、浩市くんに映画100本目の時はどんな役でも参加するよと、約束してました。でも、気軽に参加する作品ではありませんでした。今もなお苦しみの続く福島の方々の思いを受け止めながら『沈まぬ太陽』以来の若松監督、そして浩市くん、素晴らしいキャストと共に緊迫感溢れる画を積み重ねていきたいと思っています。ご期待下さい。○若松節朗監督コメント2011年3月11日から15日にかけての福島第一原発を襲った事故は国内だけではなく世界の人々をも震撼させた。穏やかな海は荒れ狂う大津波となって原子力発電所の命綱である全ての電源を奪ってしまった。この映画は家族や生まれ育った町や村を守る為に命を賭して未曾有の危機に挑んだ人々の話です。あの時、現場にいた者しか知り得ない真実を描いて行こうと思っています。スタッフ、キャスト一同全力で準備を進めています。沢山の方に注目して頂ける映画になる様、強い覚悟で臨みます。○角川歴彦 製作代表コメント東日本大震災から早くも7年あまりの歳月が過ぎ去ろうとしています。あの日あの時、多くの日本人が感じたのは大自然への畏怖であり、大自然の力がどれだけ人間の想定を越えたものであるか、科学がいかに大自然の前では儚いものであるかを突きつけられました。製作を進める中でさらにその思いを深くしております。しかし、たとえ人間の力が及ばないとしても、実際にその状況で最善を尽くした人たちがいたことを忘れてはならない、無名の人々が報道では知り得ない努力をしていたことを伝えるべきだと感じ、今回のドラマの中核に据えました。そこには映画ならではの感動があり、皆さんにご覧いただくと共に、日本人として誇りに思うべき彼らの姿を、尊敬の念を持って後世に残したいと考えております。生々しすぎるという声もありますが、それを乗り越えて世界に発信していかなければなりません。角川映画には『金環蝕』『金融腐食列島「呪縛」』『沈まぬ太陽』という社会問題をテーマとした作品を製作してきた伝統があります。来たる2020年、”復興五輪”と銘打たれた東京オリンピック・パラリンピックを控えたこの時期にこそ、今一度、震災の記憶と向き合い、復興への思いを新たにする作品を世に問う、それこそが映画人の使命であると考えております。
2018年11月20日主演に佐藤浩市、渡辺謙を共演に迎え、東日本大震災時の福島第一原発事故を描く映画『Fukushima 50』が、2020年に公開されることが決定した。2011年3月11日午後2時46分。マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震が発生。全てが想定外の大地震が引き起こした太平洋からの巨大津波は福島第一原子力発電所を襲う。1・2号機当直長の伊崎は、次々に起こる不測の事態に対して第一線で厳しい決断を迫られる。所長の吉田は現場の指揮を執りつつ、状況を把握していない本社とのやり取りに奔走。緊急出動する自衛隊、そして“トモダチ作戦”の発動とともに米軍もついに動く。福島第一を放棄した場合、避難半径は250km、対象人口は5,000万人。その中で現場に残り続けた約50人の作業員を、海外メディアは“Fukushima 50”と呼んだ――。想像を超える被害をもたらした原発事故。現場では何が起きていたのか?何が真実なのか?東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った職員たちは、家族を、そして故郷を守るため、いかにしてこの未曾有の大事故と戦い続けたのか…。本作は、90人以上の関係者の取材をもとに綴られた、門田隆将によるノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)を原作に、大河ドラマ「軍師官兵衛」や「アキラとあきら」「空飛ぶタイヤ」などWOWOWドラマを多く手掛ける前川洋一が脚本を、『ホワイトアウト』『沈まぬ太陽』の若松節朗監督で映画化。本作で主演を務めるのは、『64 ロクヨン 前編』で第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した佐藤浩市。今作では、地元・福島出身で現場を指揮する熱血漢、福島第一原発1・2号機当直長の伊崎利夫を演じる佐藤さんは、「あの日あの時どういう状況に我々が、日本があったのか?その事を思い出し、明日のそして後世の為の映画を若松監督、渡辺謙さん達と一緒に確認をしながら作りたいと思います」と思いを語っている。また、福島第一原発所長の吉田昌郎役には、『沈まぬ太陽』で第33回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した渡辺謙。今作への出演に関し、渡辺さんは、「今もなお苦しみの続く福島の方々の思いを受け止めながら『沈まぬ太陽』以来の若松監督、そして浩市くん、素晴らしいキャストと共に緊迫感溢れる画を積み重ねていきたいと思っています。ご期待下さい」とコメントを寄せている。『Fukushima 50』は2020年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年11月20日EXILEの松本利夫が8日、東京・台場にプレオープンした「居酒屋えぐざいるPARK」いサプライズ登場し、約1,000人の来場者から歓声を受けた。今回、松本は自身の冠番組『MATSUぼっち』(毎週木曜24:25~24:55)の公開収録で登場。自分が考案した松阪牛を使ったオリジナルメニュー「松牛~松すき~」を来場者の前で試食し、「「いつもは一人でさみしいから、今日はみんながいてうれしいな」と笑顔を見せた。さらに、急きょ松本の思いつきで、来場者のテーブルを回るというサービスも。ステージを降りてテーブル席の間を練り歩くと、会場は大いに盛り上がった。この模様は、28日の番組内で放送される予定。
2016年07月09日EXILEのパフォーマーを卒業した松本利夫が、4月14日にスタートするフジテレビの新番組『MATSUぼっち』(毎週木曜24:25~24:55 ※初回は24:40~)で初の冠番組を持つことが16日、明らかになった。EXILEの関連グループメンバーで、単独レギュラーMCを務めるのも初となる。この番組は、松本がこれまで未知だった世界に繰り出し、新たな自分の"素顔"を見つけ出すという内容。毎回、深夜番組ならではのディープなものから話題の最新スポット、さらには興味深い人物などを取り上げ、それに関する先入観を語り合った後、ゲストを連れて現地に足を運び、未知の世界を潜入取材する。松本は「まさか自分の名前が入った番組をやらせてもらえるなんて今でも信じられない気持ちです! ドッキリなんじゃないかと勘繰るほど(笑)」と驚きを隠せず、「こんなありがたいことは二度とないことだと思うので、とにかく楽しんでもらえるよう気合を入れて一生懸命頑張らせていただきたいと思います」と意気込みを語る。レギュラー番組の単独MCは、以前から挑戦したかった仕事だというが、「自分にとっては大きなチャレンジですが、何より見ていただける皆さんにとって楽しい番組に、そして自分自身も楽しめる番組を作っていけるよう精いっぱい務めさせていただきますので、未熟者な自分ですが温かい心で番組を見ていただけるとうれしいです!」とメッセージを寄せている。4月14日の初回では、ゲストのEXILE ÜSAと共に、仮面をつけた男女が集う東京・西麻布の「仮面バー」に潜入。紳士淑女が、仮面をつけて非日常を演出し、内面のみでコミュニケーションを取り合うという謎の出会いの場の実態を調査する。演出の筧大輝氏は「EXILE パフォーマー時代に印象付いた、男らしくとにかく格好良いキレキレの松本さんからは想像もつかないような、実は怖がり、実はおちゃめ、そんな素顔が丸裸になる番組だと思います」と見どころを語っている。
2016年03月16日「EXILE」として14年間を駆け抜けてきた松本利夫、USA、MAKIDAIが、12月27日に福岡ヤフオク!ドームにて開催されたツアー「EXILE LIVE TOUR 2015 “AMAZING WORLD”」の最終公演にて、「EXILE」パフォーマーとしてのラストステージを披露。最後のアンコールでは、サプライズでHIROが登場し花束を贈呈、3人を労った。全国5か所、20公演で開催されていた「EXILE LIVE TOUR 2015 “AMAZING WORLD”」は、“六情=楽・喜・怒・憎・哀・愛”という人間が本能的に持つ6つの感情がうごめく世界に導かれた者が、 “AMAZING WORLD”の世界を旅する物語を、壮大なスケールで繰り広げられた数々の楽曲と圧巻のパフォーマンスで表現するライヴ・エンタテインメント。「三代目 J Soul Brothers」岩田剛典や「GENERATIONS」白濱亜嵐など新メンバー5名が加入した「EXILE」第4章18人による初のドームツアーにして、松本さん、USAさん、MAKIDAIさんらのラストライブとしてファンから熱い視線が注がれていた。最終日となったこの日、特別な演出として、アンコール中のMC時に「EXILE」のリーダーHIROさんが登場!卒業する3人にサプライズで花束を贈呈した。本人たちも全く知らされていなかったようで、驚きを隠し切れていない様子の3人を、会場に訪れた大勢のファンはメンバーとともに祝福のムードで包んだ。今回の3人の卒業に関して、HIROさんは「マッチャン、ウッさん、マキダイが『EXILE』のパフォーマーとして最後のツアーを無事に終える事が出来、応援してくださっているファンの皆様、関係者の皆様に本当に感謝の気持ちでいっぱいです!少し寂しい気持ちもありますが、これからの3人の未来にとってかけがえのない財産になったAMAZING WORLDのツアーであり、『EXILE』メンバー全員が未来を切り拓くことができた、そんなツアーになったと思います」「来年からは『EXILE』の在り方、見え方が変わってくると思いますが、応援してくださる人たちのエネルギーをパワーに変えて、引き続き『EXILE』を盛り上げ、『EXILE』を更に輝かせていきたいと思います」「マッチャン、マキダイ、ウッさん、本当にお疲れ様でした。そして、これからも、共に『EXILE』を盛り上げていきましょう!」と、これからの未来に大きな期待を寄せた。今後3人はそれぞれに「EXILE」の活動の幅を広げる様々ことに挑戦するという。松本さんは「劇団EXILE 松組」を立ち上げ、舞台を中心に、舞台に伴った映画までをも作ったりするような総合的なエンタテイメントを作っていく予定。最後にファンに向けて「15年間『EXILE』パフォーマーとして、温かい応援をしていただき本当に本当にありがとうございました。心から感謝の気持ちでいっぱいです。来年からは新しい角度での『EXILE』の活動になりますが、その先には皆さんが信じてくれている未来がつながっていると信じています。これからも温かい応援をどうぞよろしくお願いします」とコメント。USAさんは、2006年から自身のライフワークとして活動していた「DANCE EARTH」の活動を本格的に始動させ、参加・体験型エンターテインメントをテーマに、フェスや祭りなどの様々なプロジェクトのプロデュース業にも挑戦するとか。「皆さんにはデビュー当時からいままで、本当に温かく応援していただきました。途中に別れがあったり、出会いがあったり、いろいろなピンチがあったりくぐり抜けたりして、皆さんにはすごく不安を感じさせてしまった場面もあったと思いますが、それでも僕らを信じてついてきてくれたことに、こころから感謝しています。その気持ちはずっと忘れずにこれからも皆さんと共有できるようなエンターテインメントを発信していきたいと思うので、日本中のどこか、世界中のどこかで一緒に楽しい時間を過ごしましょう」と力強いメッセージを送った。MAKIDAIさんは「デビュー以来、いままで『EXILE』を応援して頂き本当にありがとうございました。かけがえのない日々でした。これからも進化していく『EXILE』をどうか暖かくお見守り頂けたら幸いです」と感謝を表現。今後は、DJとしてのイベント出演や音楽プロデュース、そして、2014年から指導している「PKCZ」というDJユニットの活動をメインに行うようだ。なお、見納めになる松本さん、USAさん、MAKIDAIさんの3人を含むEXILE18人での至高のライヴ・エンタテインメントの模様は、2016年4月13日(水)に早くもリリースが決定したLIVE DVD&Blu-rayで堪能できるという。さらに多角的に活躍のフィールドを広げる「EXILE TRIBE」から、来年も目が離せない。(text:cinemacafe.net)
2015年12月29日サントリーの新発売のビール「ザ・モルツ」のCMに「EXILE TRIBE」が出演することになり、9月3日(木)に行われた新CM発表会にメンバーの中から松本利夫、USA、MAKIDAIの3人が出席した。発表された新CM第1弾「カウンターの男たち」篇では「EXILE TRIBE」の中からHIRO、ATSUSHI、TAKAHIROら7人が出演し、横並びのカウンターテーブルでビールを飲む。さらにこの日は、10月より放送予定の第2弾のメイキングの様子も公開されたが、こちらには松本さん、USAさん、MAKIDAIさんも出演している。「EXILE」および「三代目 J Soul Brothers」のメンバーがいくつかのグループに分かれて、テーブルを囲みビールを飲みながら会話に花を咲かせる様子が映し出された。撮影をふり返りUSAさんは「3時間ほぼカメラを回しっぱなしで、普段の『EXILE』の飲み会のようでリラックスしてました」と語り、松本さんは「若いメンバーも入って絶妙な空間でした」と述懐。ちなみに松本さんのテーブルには「TAKAHIROとTETSUYAがいて、プライベートのことや仕事のこと、モルツのこと、この場では言えない話で盛り上がりました」と笑みを浮かべる。MAKIDAIさんは「HIROさんと登坂広臣がいて、懐かしい話をして、新しいメンバーが『そんなことあったんですね』と聞いたり、モルツを片手に盛り上がりました」と楽しそうに語った。CMで使われる「EXILE」の新曲「Ki・mi・ni・muchu」はアップテンポなナンバーでATSUSHIさんが作詞を担当。USAさんは「聴いた瞬間、体が動き出しました。いままでの『EXILE』になかったタイプの曲で嬉しかったです。全員でレコーディングし、ワイワイガヤガヤとしたそんな楽しさも入ってます」とアピールした。「ザ・モルツ」は「UMAMI(旨み)」を特徴としているが、「旨みのある魅力的な人とは?」という質問に松本さんは「パッと出てくるのは、『EXILE』としてデビューして14年になりますが、メンバーと居るのはかけがえのない時間であり、楽しいときも苦しいときも共に過ごしてきた仲間のことです」とメンバーの存在を挙げた。特にお酒の大好きなメンバーについて尋ねるとUSAさんは「全員が大好きなんです。ことあるごとに喜びの乾杯をしてきました」とお酒を通じて培われてきた絆を強調。この日も「新しいステージに!」という松本さんの音頭で3人は壇上で乾杯し、おいしそうに「ザ・モルツ」を飲み干していた。(text:cinemacafe.net)
2015年09月03日俳優の筧利夫が7日、現在公開中の映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』で使用された実物大「98式AVイングラム」を積載したトランスポーターで都内を走行し、映画のPRを行った。このトランスポーターは、アドカーとしてすでに新宿、渋谷、銀座など都内各所を走行して本作の宣伝を行っていたが、今回、劇中で特車二課第二小隊隊長・後藤田継次を演じた筧が助手席に乗り込み、渋谷、新宿、銀座、有楽町、桜田門(警視庁前)を回遊。全長8mの巨大ロボット積載トラックと筧の突然の出現に、街頭は一時騒然に。道行く人々も、驚いて足を止め、携帯電話やスマートフォンなどで写真撮影を行っていた。筧は「劇場公開が始まりましたが、今後もデッキアップイベントを行ったりと、まだまだ『パトレイバー』は終わりません!」と力強く宣言しながら、「ここからが勝負の始まりです。皆さんもぜひ、劇場に足を運んでください! 私も今後もイングラムと一緒にいろんなところに行きたいと思ってます!」とアピールしていた。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日より公開されている長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年05月08日筧利夫と平幹二朗が初共演する舞台『テイキング サイド』の製作発表が11月26日に都内で行われ、主演の筧、平をはじめ、福田沙紀、小島聖、小林隆、鈴木亮平ら共演陣、演出の行定勲が会見に出席した。『テイキング サイド』公演情報名作『ドレッサー』などでも知られる劇作家ロナルド・ハーウッドの戯曲で、第2次大戦後、ナチス党員として裁判にかけられたドイツ音楽界の巨匠、フルトヴェングラーの悲劇を描いた作品。フルトヴェングラーを平が、彼を追い詰める米軍のアーノルド少佐を筧が演じる。筧は「すばらしい芸術家を徹底的に追及する、血も涙もない男を演じます。2時間強ぐらいのお芝居になりますが、わたくし1回も引っ込みません。こんなことは初めて。今から、どこで水を飲み、どこで鼻をかめばいいのか、そのことばかりが頭の中を駆け巡っております」と笑わせながら、共演陣を見渡し「福田さん、大好きです」「小島さん、タイプです」とラブコール。続けて、「わたくしの演劇人生において、平幹二朗さんと共演する時がくるとは思いもしませんでした。人間真面目に生きていれば、本当にいいことがあるものです」と力強く語った。一方、平は「ロナルド・ハーウッドという人は、人生の一瞬を鋭く切り取りながら、とてもウェルメイドな芝居に作るのがうまい人。今回の作品でも、取調べ官もよく描かれているし、自分の生き方を貫いたことを言葉少なに訴えるフルトヴェングラーもよく描かれている。題名どおり“テイキング サイド”、あなたはどっち側の味方をするか、鋭く問い詰められていく芝居で、お客様はまるで陪審員になった気持ちで、スリリングな展開を楽しみながら、深く考えさせられる」と作品を紹介しながら、「表現者としてのフルトヴェングラーの生き方をつきつめて演じていけたら」と意気込みを語った。また、映画のみならず近年は舞台演出にも意欲的な行定勲は「脚本がすばらしくて、これだけの名優が揃ったわけですから、面白くないわけがない。後は私の演出にかかっているわけですが。自由に楽しく演出させていただけたら」と抱負を語った。舞台は2月1日(金)から東京・天王洲 銀河劇場公演を皮切りに、愛知・名鉄ホール、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティほかで上演。いずれの公演もチケット発売中。
2012年11月27日