くらし情報『BiSHとの意外な関係も 楽曲タイトルをコピーに埋め込んだ映像で伝えたいこと - EPOCH佐々木渉氏』

2020年3月23日 12:00

BiSHとの意外な関係も 楽曲タイトルをコピーに埋め込んだ映像で伝えたいこと - EPOCH佐々木渉氏

当時はまだ映像とWebの融合があまり見られなかった時代で、映像は映像プロダクション、WebはWebプロダクションに発注するというのが一般的だったんです。でも、それだと共通言語がないので統合的なコミュニケーションがなかなか取れませんでした。それを高いクオリティで企画からディレクション、制作までプロデュースできるように会社を立ち上げたんです。今では、グラフィックやイベントなど、ときにはTVドラマの制作までメディアや媒体を問わずに様々な統合コミュニケーションを手掛けさせてもらっています。

――代表作は何でしょう。

思い出深い作品は、2015年に発表した安室奈美恵さんの「Anything」のMVですね。これはGoogle Chromeだけで見ることが出来る世界初のミュージックビデオで、安室さんが歌いながら画面を左から右へ歩く映像をベースに、URL上に歌詞がテロップのように表示されたり、最後には安室さんが差し出した手の先からダウンロードがスタートしたりするなど、プランナー兼クリエイティブ・ディレクターとして映像とWebを連動したさまざまな演出を散りばめました。
佐々木氏が手掛けた安室奈美恵のMV

――Webの世界に限らず、次々と新しい技術が登場する中、クリエイターのあり方も変化し続けている実感はありますか。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.