BiSHとの意外な関係も 楽曲タイトルをコピーに埋め込んだ映像で伝えたいこと - EPOCH佐々木渉氏
僕の場合それが「Web」だったわけで、これからの人たちにもぜひ何かを極めて欲しいなとは思います。
――クリエイティブであり続けるために必要なものは何でしょう。
ベタですけど、もうとことんインプットするしかないのかなと。僕も休みの日も外に出ないでずーっとネットサーフィンして、すごいなと思った企画や、頭に浮かんだアイデアをネタ帳のように片っ端からストックしています。でも、それと同じくらい大事なのが、それが「なぜすごいのか」をキチンと分解すること。少数の例外を除いて、世の中のヒットするものはすべからくロジックで裏打ちされていると思うので、そこの分析は怠らないでいたいですね。
――今後はどのような作品や活動を手がけていきたいですか?
あくまで僕個人の意見ですが、広告の時代が変わりつつあるという印象があります。もちろん依然として必要なものではありますが、それだけでは世の中が求めるコミュニケーションが実現できないのではないかと思うんです。
それは「広告」というよりも、どうやって社会やステークホルダーと一緒に新しい「サービス」や「プロダクト」や「コミュニケーション」を作れるかであるし、そのブランドや価値を上手に伝えられるか。