BiSHとの意外な関係も 楽曲タイトルをコピーに埋め込んだ映像で伝えたいこと - EPOCH佐々木渉氏
ありますね。やっぱりこの時代、一つの肩書きに縛られることもないと思うので、僕の場合も案件によってはプランナーとして参加することもありますし、Webディレクターだったり映像ディレクターだったりすることもありますし。
つい先日、ネットの広告費が初めてテレビを越えたことがニュースにもなりましたが、まさにWebだろうが、映像だろうが、イベントだろうが、SNSをはじめとするメディアだろうが、何が正解なのかは不明瞭な中、一つのことに固執していたらたぶん淘汰されていくと思うんです。
仕事の面でもこれまでとは違い、代理店さんを飛び越えて直接僕らに依頼が来るようになったり、逆に代理店さんに僕らが発注して一緒に作っていったり、業界的な垣根を越えている時代になりつつある印象があります。これから先はもっと自分の肩書きやキャリアや会社など関係なく、チームで取り組む時代になっていくのではないでしょうか。
今、若い人たちの間で「スラッシャー」という言葉が流行っているらしいんですよ。「Webディレクター/映像ディレクター/プランナー」という具合に自分の肩書きを「/(スラッシュ)」で区切っている人のことを指すそうですが、大事なのは自分の中で一番の強みを見つけることだと思うんです。