くらし情報『エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (287) バイラルメディアが破綻した理由はマネタイズ0.2』

エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (287) バイラルメディアが破綻した理由はマネタイズ0.2

貧乏人は泥棒をしても仕方がないという理屈です。そもそもバイラルメディアが、キャッチーな画像を用意し、刺激的な見出しをつけるのは、訪問者を増やして広告収入を得るためです。つまり「金銭目的」です。鈴木謙介氏は「社会学」の専攻のようですが、ビジネスの仕組みを知らないようです。必要な費用を捻出できないのなら、やめれば良いだけの話し。経営とはそういうものです。また、鈴木氏は同記事を

"ネットメディア低収益性の弊害"

と題しますが、パクリは弊害ではなく確信犯です。低収益がパクリを誘発するとは、ネットメディアで執筆を続ける私への侮辱です。
低収益は事実ですが、引用やリスペクト、インスパイアはしても、あからさまな「パクリ」はしないのが物書きとしての矜持であり、パクリと気づかせない論理構成は「テクニック」のひとつです。

バイラルに限らず、Webサービスの最大の課題は収益化=マネタイズです。これに失敗して消えていったサービスは数限りなく、一方で、グーグルやFacebookのように高収益を実現している企業もあります。つまり低収益であるなら、それは経営の失敗という「マネタイズ0.2」に過ぎません。

○すでに破綻しているバイラル

本稿執筆をはじめた10月初旬。

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