くらし情報『織田裕二、ひたすら我慢する演技でも「素顔を少しでも見せることができれば」 - ドラマ『株価暴落』』

2014年10月18日 12:00

織田裕二、ひたすら我慢する演技でも「素顔を少しでも見せることができれば」 - ドラマ『株価暴落』

相手の都合も分かり、自分の都合も考え、でも、ここだけは伝えないといけない、というところに来ていた板東はようやく発言するわけです。しかも、ストーリーは二つの部署の単なる意見の相違かと思っていたら、実はそうではなかったというところが面白いと思います」

●描かれてるテーマは決して遠い世界の話ではない

――縦に横にと、複雑に絡み合う登場人物の思惑と人間関係が、この作品の見どころの一つということですね。

「組織ではよくあることですけど、板東は銀行のトップである頭取から、自分のしていることに対して『ダメだ』と言われるんです。『気持ちは分かるが、逆のことをしろ』と。当然、頭取命令ですから従わざるを得ないんですけど、頭取もはっきり『ダメ』とは言わないんですよ。『柔軟な対応を取れ』というように、言葉に含みがある。それは『もっといいアイデアがあるなら使わなくはない』とも受け取れる。ぶつかり合いつつも、相手の気分を害さずに、うまく事を進める…難しいですよね。
そんな簡単にできるのならどうぞやって下さいと。でも、そういう上からの無茶ぶりって、よくありますよね(笑)」

――ストーリー全体を見渡すと、単なる企業モノではないスケールの大きさと深さを感じました。

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