2014年11月14日 15:08
短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第9回) - 多くのユーザーフィードバックを反映した「ビルド9879」登場
の変更点に見え隠れするのだ。
たとえばタスクバーに加わった「Search」「Task View」ボタンは、タッチ操作を前提にした設計であれば正しい実装である。だが、デスクトップ操作を主たるユーザーにとっては、タスクバーの表示領域を狭める原因となり、筆者もWindows 95の開発途上版「Chicago」を思い返すような野暮ったい印象を拭いきれなかった。
そのようなフィードバックが多かったか否か分からないが、本ビルドには各ボタンの表示/非表示を切り替える項目がコンテキストメニューに用意されている。<Show Task View button><Show Search button>はそれぞれ「Task View」ボタンと「Search」ボタンに連動し、チェックオフでタスクバーからボタンを取りのぞくことが可能になった。
Windows FundamentalsチームのGabe Aul氏による説明によれば、ウィンドウの最小化/復元のアニメーションの効果が不評だったため軽減したという。こちらを図版や言葉で説明するのは難しいが、ビルド9860は最小化状態にあるウィンドウを1度アクティブにした状態で、元のサイズに拡大する仕組みだった。