くらし情報『頭痛持ちの女性の79%が「生理前後に頭痛を感じたことがある」と回答』

2014年12月11日 06:30

頭痛持ちの女性の79%が「生理前後に頭痛を感じたことがある」と回答

(29%)、3位「我慢できるくらいの痛みのとき」(16%)となった。また、解熱鎮痛薬を服用する頻度は、約9割が1週間のうち1日程度かそれ以下という結果に。一方で、少数ながら頻繁に服用している人も見られた。

ライオンのヘルスケアマイスター・山岸理恵子氏は、「生理周期で起きる頭痛は、そのメカニズムを理解し、正しい予防法・対処法を知ることで、軽減させることが可能です」とコメントし、以下のように解説している。

生理時に起こる頭痛には、女性ホルモンの一種・エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が影響するという。女性は生理周期によってエストロゲンとプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が大きく増減するとのこと。エストロゲンの分泌は排卵前にピークになり、排卵後に急速に減少するが、そのあと再び増加し、生理前に減少する。

このエストロゲンの急減にともない、脳内の血管が拡張して周りの神経を刺激し、頭痛が起きると言われているという。
また、生理周期による頭痛の特徴として、拍動にあわせてズキズキと痛んだり、体を動かすときにより痛んだりするほか、頭痛の前に吐き気を催したり、目がチカチカしたりすることもあるよう。

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