2014年12月16日 08:30
iPhoneアプリ、お買い物ダイアリー「レジカメ」をリリースしたカシオが意図するもの
読者諸氏も経験がおありのことと思うが、家計簿はなかなか続かないものだ。それは何故か。「買った物や使ったお金を毎日欠かさず入力しても、得られる成果が楽しくないから」ではないかと三崎氏は言う。
三崎氏「家計簿を付けてわかることは、自分がどれだけ無駄遣いをしたかや、どんなものにお金を多く使ったかといった、反省材料みたいなものが多い(笑)。しかも、1カ月の生活で使ったお金をすべて入力しないと、正確さから意味がない。これを続けるのは大変です。そうではなくて、こんなものを買って嬉しかった、この料理は美味しかった、などの買い物の思い出を日記のように記録することができれば続けられるんじゃないかと思ったんです。しかも、写真があれば、後から見返しても楽しいですよね」
このレジカメ、使い方はきわめて簡単。
アプリを起動すると、画面上部にカメラのスルー映像、下部にはレジのようなテンキーが表示される。ここで買った物を撮影して、その金額と名前、ひとことコメントなどを入力。あとは、グルメ、スイーツ、ドリンク、ファッション、雑貨、プレゼントやおみやげ、音楽や映画、本や雑誌、スポーツ、旅、観光(入場料など)といったカテゴリーアイコンから最適なものを選ぶだけ。