2014年1月20日 07:00
タバコを吸わない人にも悪影響が! タバコが老け顔をつくる4つの原因と対策
1)ニコチン
タバコを吸うと、以下のような傾向が現れる。
・血管が収縮
・一酸化酸素が発生するため、肌細胞へ必要な酸素が不足
・皮膚の温度や代謝も低下
・女性ホルモン低下
このような影響で、タバコを吸っている人は肌に必要な「うるおい」「ハリ」「透明感」が低下し、更に「血行の悪い顔色」になるのだ。
2)活性酸素
タバコの成分が皮膚内(真皮層)に侵入すると、老化の元凶物質「活性酸素」が発生する。そうすると、皮膚の真皮層にありハリやツヤの元になるコラーゲンやエラスチンの産生力が低下したり、皮膚の結合組織の破壊が起こったりする。その結果、深いシワが刻まれてしまうのだ。
3)活性酸素を除去するのにビタミンCが大量に消費される
タバコ1本につきレモン1個分のビタミンCが必要になる。そのため、老化を防ぐ抗酸化作用を持ち、コラーゲンの産生にも関わるビタミンCが不足してしまう。結果、シミやシワが増加し、傷が治りにくくなるなどの悪影響が出る。
4)タール(ヤニ)
タールには、ニコチンや発がん物質を含有している。そして、肌の黒ずみや歯の黄ばみ、口臭などを引き起こしてしまう。
○タバコは見た目の老化を加速させる
加齢や乾燥、お手入れ不足なども皮膚の老化を促進し、シワや肌荒れの原因になるが、タバコの害はそれ以上。