夏帆、久々の映画撮影で楽しさ実感 コロナ禍を逆手に「今だからできることがある」
――観る人によって受け止め方がさまざまな、すごく不思議な作品だと思いますが、夏帆さんは本作の魅力をどう感じていますか?
最初に脚本をいただいた時に「これは一体どういうことなのだろう」と思いました。すごくシュールで不条理で。私は三木さんの作品がすごく好きで、三木さんとご一緒してみたいという思いで今回参加したので、自分としては三木組に参加できたということだけでうれしかったんですけど、観る人はどんな風にこの作品を受け取るのか、すごく気になるところではあります。
――三木監督の作品へは、憧れに近い思いを抱いていたそうですね。
三木監督にしか出せない空気感や笑いがありますよね。そういう世界観がシンプルに好きだったということもあって、いつか三木組に参加することができたらと思っていたんです。
――実際に参加してみていかがでしたか?
3日間という短い期間での撮影で、もう少しこの現場にいたかったなっていうところで終わってしまったのですが、すごく楽しかったです。そもそもの台本が面白いので、それを表現していく過程も演じていて面白かったです。
その独特の空気感をお芝居として表現することは難しかったのですが、ちょっと違うってなったら的確に演出してくださいますし。