夏帆、久々の映画撮影で楽しさ実感 コロナ禍を逆手に「今だからできることがある」
約30分という短い尺なので、最初にすぐ追い詰められていることがわかるように、コロナという状況下なだけではなく、不倫をして干されて仕事がなく、その結果、ボトルメールの誘いに乗っかるというように物語に入っていく。そのために不倫という設定を使ったそうなので、それ以上に特別意識するということはなかったです。
●コロナ禍での撮影裏話とエンタメ界への思い
――今回のプロジェクトですが、コロナ禍における自粛明けの撮影ということもあり、それまでの撮影スタイルとは違っていましたか?
毎朝検温する、常に消毒する、マスクをつける、普段の現場よりスタッフが少人数であったり、芝居している中でも距離感の取り方だったり、そういう違いはありました。作品の中でどういう風にソーシャルディスタンスを取って芝居をしていくのかということは、ストーリーそのものにもあったので、そういう意味では前例のない作品になっていると思います。――リモートではなかったのですか?
三木組はリモートではなく、実際に現場で撮影しました。
――今まで通りではない、新しい生活様式の下での撮影について、戸惑いなどはありましたか?
今までの現場ではなかったことに対する戸惑いがまったくないかと言うとウソになるのですが、今回ひとりでの芝居が多かった一方、相手の方がいる時の自分との距離感については、監督が考えてくださいました。