夏帆、久々の映画撮影で楽しさ実感 コロナ禍を逆手に「今だからできることがある」
――そういう思いがつまった『ボトルメール』ですが、待っているファンの方々にメッセージをお願いします。
観てくださる方たちが、どんな風に作品を受け取ってくださるのか分からないですが、何か肯定的にでも否定的にでも反応してもらえればいいなと思います。どういう風に観るかは自由なので、フラットな気持ちで観ていただければなと思います。ほかの作品を私もまだ観ていないのですが、これだけの監督とキャストが集まって、この短期間にどういうものが作られたのか、私も楽しみにしています。
■夏帆
1991年6月30日生まれ、東京都出身。初主演映画となった『天然コケッコー』(07)で、第32回報知映画賞新人賞、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以降、演技派女優として多彩な作品に出演を重ね、2012年には、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出の「祈りと怪物 ~ウィルヴィルの三姉妹から」で舞台にも初挑戦した。2015年、是枝裕和監督の『海街diary』が第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
2020年、主演作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』では演技が高く評価され、第43回高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞するなど、日本映画界を代表する女優のひとりとして活躍中。