水原希子、殺人犯す同性愛者役「限界まで演じた」共演さとうほなみに感謝
人生に希望を見出せない七恵。演じるさとうほなみは、「“殺させた女”であるわたしは、常に『自分は天涯孤独だ』と思いながら撮影しておりました」と役と向き合った日々を思い浮かべ、「温かい現場でありながらそのような気持ちで居続けられたのは良いチーム、良い作品だからこそ成し得たことです」と周囲の支えに触れる。
メガホンを取るのは『彼女の人生は間違いじゃない』(17)、『ここは退屈迎えに来て』(18)で、孤独を感じる人々を鋭く、かつ情熱的に描き出してきた廣木隆一監督。「原作の持つエネルギーの強さに引きずられ、女と女の映画を初めて監督させてもらいました。その中で性別を超えたものや超えられないものが見えて来ました」と振り返り、「それで何をテーマにすべきかは一つだと」とこの物語の軸を見出した経緯を明かしていた。
■廣木隆一監督
原作の持つエネルギーの強さに引きずられ、女と女の映画を初めて監督させてもらいました。その中で性別を超えたものや超えられないものが見えて来ました。それで何をテーマにすべきかは一つだと。
そして見えてきたものにすがりつき、ここまでプロデューサーとシナリオライターとスタッフ達とキャスト達と旅をしてきました。