内木志、NMB48卒業から1年「アイドルをやりきった」自信と悔しさを胸に
でも、NMB48の選抜には戻れなかった。それが今までで一番悔しかったこと。総選挙でランクインすれば戻れると思っていたんですけど、そんなに甘くなかったです。それが悔しくて、「絶対に戻るまでやめれへん」と心に誓いました。
ちょうど選抜に復帰した頃、舞台のお仕事を頂いて。そこでの時間が楽しくて、もっと舞台経験を積みたい、そう思って卒業を決めました。
年齢的な区切りとかは全然なくて、本当にタイミングですね。もうあとは後輩に任せようと。
アイドルにとって「22歳」は上の方にはなりますが、世間ではまだまだこれからの年齢なので、「一人で頑張らないと」と思いました。
○■卒業公演で泣かなかったワケ
ドラフトでデビューする前は、滋賀から東京までオーディションを受けに行くことが何度もありました。父がいつも送り迎えをしてくれて、母と3人で。
小さい頃は、引っ込み思案でした。母が、私を芸能界デビューさせたかったみたいで。小学6年生の時に受けたオーディションでファイナリストまで行って、そこでは初めて歌披露や自己紹介の審査があったんですけど、「楽しい!」と素直に思えて本格的に芸能界を目指し始めました。そういえば、小学校6年生の時には応援団長を経験しました。