『パタリロ!』第一人者・加藤諒、新バンコラン・宇野結也に「本物の愛を示して」
加藤:何の心配もしてなかった。長州ファイブをやってる時に、本人から「バンコラン役やります」って知らされたんですよ。演出の(小林)顕作さんからオーディションをやってるというのは聞いてて、「芝居のうまさとかは関係なくて、人柄を見たい」と言っていたから、バンコラン役に決めたってことは、「おかしい人なんだな」って。
宇野:(爆笑)
――"人柄"ってそういう意味なんですか!?
加藤:面白い子が来るんだな、と(笑)。
宇野:逆にプレッシャーですけどね!(笑)
――宇野さんは『パタリロ!』はご存知だったんですか?
宇野:知ってました! 見た目でバンコランが好きだったんです。ただ、推しはマライヒなんですよ! だから、バンコラン役で良かったと思いました(笑)。でも最近、パタリロとバンコランの関係について愛おしく思えてきて。
加藤:あ〜、だんだんパタリロとバンコランとマライヒが家族みたいに思えてくるんですよね。
ほっこりします。
――キャスト一新となりましたが、舞台『パタリロ!』の第一人者である加藤さんはどんな心境でしょうか?
加藤:第一人者!?
宇野:そう思う! アニメや漫画を見ても、ずっと諒くんで再生されちゃう。