『パタリロ!』第一人者・加藤諒、新バンコラン・宇野結也に「本物の愛を示して」
と思ったんです。それまでは考えたことがなかったけど、役として、愛せる! 今のこの状況だからこそ、『パタリロ!』みたいな作品に笑いを届けて欲しいし、その中でよりリアルな世界観、作品で出来る限りの限界を届けたいなと思います。
加藤:本当に、ニュースを見てるとけっこうしんどくなる。こういうご時世だからこそ、『パタリロ!』を観て笑ってほしいと思います。今、世界に笑いが足りない。笑顔になってもらいたい!
――笑いという点ではやはり『パタリロ!』ですよね。今回は若い頃のバンコランも出てくると思いますが…。
宇野:そこが「霧のロンドンエアポート」の1番面白いところでもあると思います。
あのバンコランが、デミアンの前ではメロメロで、乙女みたいになっちゃう。
加藤:そこを楽しみにしている人は絶対いっぱいいる!
――今回、加藤さんが楽しみにしてるのはどんなところですか?
加藤:まずは、このメンバーで舞台『パタリロ!』をやるとなった時に、自分はどう演じたらいいかなというところがすごく楽しみです。メンバーが替わったから違う感じにしたいとは言っていたんですけど、結果「一緒になっちゃった」ということでもいいと思うし。