高橋洋子が蘇らせる20世紀の名曲たち - カヴァーアルバム第二弾「20th century Boys & Girls II」
――さらに「夜明けのマイウェイ」と渋いチョイスが続きます
高橋「これは意外と私のチョイスなんですよ(笑)。『夜明けのマイウェイ』が主題歌のドラマ『ちょっとマイウェイ』は、DVD-BOXを買うくらい好きな作品で、すごく面白かったんですよ。この曲もすごく良い曲なんですけど、意外と皆さんには知られていないので、この曲も歌わせていただくことにしました」
――そして最後は「魂のルフラン」ですが、あらためて歌ってみていかがでしたか?
高橋「『魂のルフラン』は最終的に劇場版の主題歌になっていますが、レコーディングの時点では、『心よ原始に戻れ』とどちらが主題歌になるか決まっていなかったんですよ。歌詞もレコーディング当日にFAXで送られてきたぐらい、本当にドキドキの収録でした。TVシリーズが終わりきらないから映画になったのに、映画もああいった結末で、私の曲が流れ出す(笑)。そういったことすべてをひっくるめての『魂のルフラン』なので、この曲を歌うと、それらの記憶がすべてセットになって蘇ってきます」
――そういう意味でも、忘れらない曲なんですね
高橋「エヴァンゲリオンの2曲で言うと、『残酷な天使のテーゼ』よりも『魂のルフラン』のほうが歌いやすいです。