2020年12月28日 17:30
土屋太鳳、「生き残ってきた」という感覚が作品につながる『今際の国のアリス』
山崎賢人くんもあやちゃん(朝比奈彩)も、(三吉)彩花ちゃんも(桜田)通くんもみんな同世代で、これまでのオーディションで会って来た人たちなんです。だから、撮影でも「生き残ってきたね」「また頑張って生き残って会おうね」という感じのことは話しました。
――土屋さんはすごくいろいろな作品で活躍されて、順調にみえますが、まだやっぱり必死という思いも強いんですか?
必死です。昔は1つのシーンのために1カ月間考え続けてバーン! と出す感じだったけど、今はいろいろな作品に出させていただいて、大事なシーンの連続でもあって、瞬発力が大事。皆さん何かを勉強してから職業に就くと思うんですが、この仕事ってその過程がなくて、正解がないのが、恐ろしいです。でも、私にはこのお仕事しかないから、頑張るしかないなと思っています。○■母親はラスボス!?
――先ほど、お父さんがクライミングをされていたというお話でしたが、ウサギのように家族から影響を受けたことはありますか?
「よく噛む」とか、「自分を大切にする」とか、「目の前のことに愛情を注ぐ」とか、そういったことかな? 私の母が、なんというか、ラスボスみたいな人なんです(笑)。