くらし情報『土屋太鳳、「生き残ってきた」という感覚が作品につながる『今際の国のアリス』』

2020年12月28日 17:30

土屋太鳳、「生き残ってきた」という感覚が作品につながる『今際の国のアリス』

と言っていたから、やっぱり少し体重を落とした方がいいなと思って、絞りました。私は背が低いし、1kg増えただけでも印象が変わりやすいので、数字的にも食事的にも気をつけました。鍛えるというよりも、食事制限で落とす方に持っていきました。

――ウサギはアクション以外にも、グッとくるセリフがたくさんあったと思いますが、土屋さんの心に残ったセリフは?

高速道路での“げぇむ”に出てくる、「だから、生きて帰らなきゃ」というセリフは、今自分が実際に、常に思ってる言葉なので、心に残っています。仕事が楽しいことが1番なんだろうなと思うんですけど、私は楽しむまではいけていなくて、必死なことが多いから、朝「無事に今日を終えられますように」「女優としてちゃんと任務を果たして帰ってこよう」と思って家を出るんです。だから、その言葉が1番“げぇむ”の中で共感できる言葉だなと思っています。

――それだけ日々一生懸命過ごされているんですね。ウサギやアリスの心情に重なる部分も多かったんですか?

この作品は、フィクションだけどリアルな感覚があるところが魅力ですよね。
日常もけっこう残酷で。2つの選択で翻弄されながら生きていて、勝つか負けるか、受かるか受からないか、たとえば記事も書くか書かないかとか、みんな選択に翻弄されてる。

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