森七菜、注目度急上昇からの実写映画初主演! 「ああいう子、いる」と思わせる強さ
でも、数百名規模のオーディションに受かった時に言っていただいたことは、印象に残っています。そのオーディションでは「手をパン! と叩いたら一気に笑ってください、次に叩いたら泣いてください」と言われて、私は「もう無理だ!」と思ってしまったんです。「もう落ちてもいいや、受かっても私にはできない役なんだ」と開き直ってその場にいたら、そのオーディションに受かって。あとから聞いたら「『ああいう子、クラスにいるよね』という話になったんだよ」と(笑)。「大丈夫、なんとかなる」と思うことが私らしさなので、自分を出したことによって、選ばれることもあるんだ、大事だなと思いました。
――そういう「森さんらしさ」がオーディションでも見られているんですね。一方で今回はギャル姿にもなりましたが、ご自身で見てみていかがでしたか?
鏡を見るたびに、いつも「誰、これ?」とびっくりしていました。別人になったようでしたし、自分を騙せるほど変われたことが嬉しかったです。
実写化するにあたって「透がみなに気づかない」という設定が、1番大きなハードルだと思っていたので、色々工夫はしましたが、脚も出すし、爪も長いし、すごく大変でした。