くらし情報『睡眠時無呼吸症候群に要注意! 危険ないびきの見分け方とその対策は?』

2015年6月10日 13:52

睡眠時無呼吸症候群に要注意! 危険ないびきの見分け方とその対策は?

小児では、鼻腔(びくう)の後方にある咽頭扁桃(アデノイド)が肥大化する「アデノイド増殖症」も重要です。鼻やのどの形態は遺伝によるところも大きいので、家族にいびきをかく人がいて不安に思う場合は、医師の診察を受けてみても良いでしょう。

ちなみに、日本人は欧米人よりいびきをかきやすいといわれています。欧米人は首が長く下あごの発育が良いため、上気道が開きやすいからです。それに比べて、首が短く下あごが小さい傾向がある日本人は、いびきをかくリスクが高いといえるようです。

そのほか、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、鼻茸(はなたけ ※一般的には「蓄膿症」と呼ばれます)などの鼻・副鼻腔疾患、口呼吸、舌の筋肉の老化なども、いびきの原因として考えられます。

○いびきの検査、治療法は?

冒頭でも述べましたが、いびきは自覚しづらい症状です。自分がいびきをかいているか不安に思ったり、周りから指摘されたりする場合は、病院での検査をお勧めします。
特に、睡眠時無呼吸症候群かどうかを正しく判断するうえでも検査は重要です。

検査は、睡眠時に簡易モニターを設置して調べる方法と、1泊の入院で器具を装着して調べる方法があります。

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