くらし情報『睡眠時無呼吸症候群に要注意! 危険ないびきの見分け方とその対策は?』

2015年6月10日 13:52

睡眠時無呼吸症候群に要注意! 危険ないびきの見分け方とその対策は?

いずれも病院では保険適用となるケースが多く、その場合の検査費用は、自宅検査の場合は3万円程度、入院による検査の場合は5万円程度が目安となります。

検査後は、いびきの原因によって、さまざまな治療法が検討されます。主な治療法としては以下のとおりです。なお、手術の心構えとして、鼻やのどの粘膜は再生するものなので、症状が再発する可能性もあることを覚えておきましょう。

生活習慣の改善
減量、飲酒や喫煙の制限、睡眠薬の適切な使用(医師にご相談を)など、アドバイスを提示します。

オーラルスプリント(口腔内装具)療法
睡眠時にマウスピースを口に装着することで気道を確保します。

薬物治療
鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)に対する薬物治療により、鼻の通りを良くして睡眠中の鼻呼吸障害を軽くします。

外科手術
気道を広げるために、口蓋扁桃(扁桃腺)を摘出し、周囲ののどの粘膜を切離し縫い合わせる「口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)」が代表的。
また、鼻の空気の通りを良くするために、鼻の形態異常を改善する手術も重要です。

持続陽圧呼吸(CPAP)
睡眠時無呼吸症候群における最も一般的な治療法。睡眠時に鼻マスクなどを装着し、枕元に置いた装置からポンプを使って鼻からのどにかけて圧をかけることで気道を広げます。

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