黒木華、映画に「私は救われた」 最優秀助演女優賞は「二宮さんのおかげ」
女優の黒木華が19日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第44回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、映画『浅田家!』で最優秀助演女優賞を受賞した。第38回(『小さいおうち』)、第39回(『母と暮せば』)に続いて、3度目の受賞となった。
主演の嵐・二宮和也と、恋人役では二度目の共演を果たした黒木。優秀助演女優賞のインタビューでは、「年上なんですけど同年代のように接してくださるというか」と二宮の人当たりの良さを伝え、「現場でずっとゲームをやられてて。本当に好きなんだなと思いながらそばにいました」と懐かしむ。
「番組でお会いした時に『やるよね』と言われて。ご本人に直接言われたらやるしかないなと」と二宮の一言が出演の後押しになったといい、「本当にありがたいなという気持ちと、ちょっと圧があるなという気持ちと両方で」と笑いを誘いながら「身が引き締まりました」と当時の心境を表現した。
そして、最優秀助演女優賞で名前が呼ばれると何度も頭を下げながら登壇し、「二宮さんのおかげだと思います」と改めて感謝。
「ちょっと周りがピリピリした空気の中で映画を観に行けるようになって、すごく私は救われて。