2015年6月21日 10:00
東京ヴェルディ・井林章選手はいかにしてアニメ好きになったのか? サッカーとアニメについて聞く「きっかけはコードギアス」
●アニメの話ができる人が周りに少なくて…
ゴールを決めるたびに、好きなフィギュアを一つプレゼント――。
そんなユニークなスポンサー契約が、サッカーファンやアニメファンの間で話題になっている。フィギュアメーカーのコトブキヤと、東京ヴェルディのキャプテン・井林章選手が交わした、世にも珍しい「フィギュアパートナー契約」だ。ちなみに東京ヴェルディとの契約ではなく、井林選手との個人契約である。それにしても、ゴールを決めるたびに報酬がもらえるのはわかるとして、なぜそれがフィギュアなのか?
ファンにはよく知られた話だが、実は井林選手、サッカー界きってのアニメ好きなのである。それも、キャラ付けとか、イメージ戦略とか、そういう"まがい物"ではない。正真正銘、ホンモノのアニオタなのだ。
そんな井林選手の活躍の影響かどうかは定かではないが、最近ではサッカーとアニメによる異色のコラボ企画が次々に立ち上がり始めた。
例えば、東京ヴェルディ、FC岐阜、水戸ホーリーホックの3チームがそれぞれアニメ作品とコラボして試合を行う「アニ×サカ!!」。
従来のサッカーファンだけでなく、多くのアニメファンを動員し、コラボグッズの物販や声優イベントなども開催した。