2015年7月2日 08:00
エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (324) ゆるキャラの次はゆるアプリ。税金を無駄食いするアプリ0.2
や「ねば~る君」の活躍に、明日の我が身を重ねるのか、「選挙だ」「祭りだ」とイベントが行われるたびに量産されます。
しかし、「くまモン」も含めた、彼らの背後には「プロ」がいて、それ故の成功だという分析の形跡を「エラビ→」からは見つけることが出来ません。
これはアプリも同じで、プロが鎬(しのぎ)を削るアプリの世界に、自治体職員の思いつきレベル「アプリ0.2」、すなわち「ゆるアプリ」を投入するのは税金の無駄遣いです。
我が町、足立区は「ゆるキャラ天国」。区は開き直って「あだちキャラクター人気投票」をWeb上で開催するも、約70万区民ながら、投票総数がわずか581件。
首位の176票と2位の99票はともかく、以下52票、42票、38票とはほぼ誤差の範囲で、「エラビ→」は22票で8位。選挙の度に、自治体発行の印刷物その他に刷り込まれながら、ここまでの低い人気は「キャラクター」というより「記号」です。
さすがの足立区も間違いに気がついたのか、この2月から「Aだちん(仮)」なるゆるキャラが「リストラ」されました。
足立区の新規事業の一環として採用され、区役所に連なる準公共団体の支援を受けて鳴り物入りで登場したものの、犬の「ちん」