25周年のTEAM NACS、“5人で舞台に立つ喜び”改めて実感 掛け合い「たまらない」
――5人での掛け合いがたまらないと森崎さんがおっしゃっていましたが、その面白さは年々増していますか?
森崎:そうですね。僕らの本公演は3年に1回しかありませんが、3年ぶりに舞台で会話すると、「うわ~すごい!」と楽器の腕が上がったみたいな感じがあり、みんなすごいなと思っています。
――アドリブのシーンなどは、お互いに仕掛けていき、反応を楽しむような感覚なのでしょうか。
音尾:お芝居は仕掛けるというより、調和です。1つの目標に向かって調和を求めていく。相手のことを考えながらやるのが楽しいですし、昔よりも年々、TEAM NACSのもとでそれぞれのことを思ってお芝居ができるようになっているなと感じています。
大泉:今回のお芝居では、アドリブの多いシーンもありますが、こう見えてTEAM NACSはそんなにアドリブがないんです。なので、何かを仕掛けて何かが返ってくるというのは少ないですが、初めて会ったカンパニーだと稽古が必要でも、僕たちには必要ない部分があるかもしれないですね。
ドドンといけるのは、長くやっている良さだと思います。
――今回の公演だと、枕投げのシーンはアドリブだそうですね。
大泉:あそこはオールアドリブなので、僕らもどうなるかわからないんです(笑)