セカオワ・Fukase、殺人鬼役「ついに来たか」演技初挑戦で神木隆之介の弟子に
というのもなかなか確定版の台本があがってこなかったのもあって(笑)。役者としてのワークショップを行っていました。事務所の一角を自分の部屋に見立てた台詞のないアドリブみたいな所から初めて、自分でシチュエーションを考えたり、いろんなことをやらせていただきました。役者さんがどういうメカニズムで役に向き合っていくか論理的に話してくださる先生だったので、ノートに取りながら勉強して、家で宿題をこなして、という感じでした。
――アーティストとしては最近は明るい曲が多いと思いますが、何かご自身の心境の変化などはあったんですか?
新しいアルバム『scent of memory』(7月7日発売)の曲は明るいなあと自分でも思っていますけど、この状況下で誰のことも悪く言いたくないというか、自分たちのスタイルじゃない、という気持ちです。ただ、過去最強にとがってる曲も入っています。このご時世なので、全体的に前向きな曲が多い中で、その曲があるだけでひっくり返るくらい。僕の人生のルーツを歌っている曲で、どちらかというと、素の自分の言葉遣いのまま出している曲です。
とにかく口が悪い(笑)
――殺人鬼役を演じる上で、素の自分を役作りに生かしたところはあったんですか?
そこは、全然ですよ! 僕、超優しいですからね! 本当に!(笑)