くらし情報『学習者の体験を作るデジタル教材とは - 早稲田大学アルベリッツィ准教授が語るiPad活用の成果』

2015年8月26日 11:52

学習者の体験を作るデジタル教材とは - 早稲田大学アルベリッツィ准教授が語るiPad活用の成果

当初はiPadのみだったが、Macに対応し、昨年からはiPhone 6シリーズでも使えるようになった。iPhoneのシェアが高い学生にとってこれは大きな利点となる。また、サードパーティ製のウィジェットに対応したことで、インタラクティブな要素をより幅広く活用できるようになったことも理由に挙げられた。

○挑戦、フィードバック、再挑戦

最後にアルベリッツィ氏は、デジタル教材を使った講義の成果を示した。生徒からの評価は非常に高く、iPadが学習の役に立ったかという質問に対しては100%がポジティブな回答をした。また、期末テストの成績の推移を見ると、iPad導入以降単位を落とす割合が減っていることが分かる。特に一人一台を使えるようになってからは、不合格者の数が大きく減り、A+とAの割合が増えている。

来期もイタリア語の学習を続けたいと回答した学生に理由を尋ねると、「もっと上達したいと思った」「話せるようになるのが楽しかった」など、学習に対する積極的な姿勢が見られた。
もちろん、ただiPadを導入すれば成果が上がるわけではない。

アルベリッツィ氏 「レベルの高いコンテンツを届けるには、裏の仕事が大事。

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