くらし情報『サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (36) 「老後破産」に陥らない!!--20代・30代からのライフプランの考え方(1)』

2015年9月8日 08:00

サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (36) 「老後破産」に陥らない!!--20代・30代からのライフプランの考え方(1)

サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (36) 「老後破産」に陥らない!!--20代・30代からのライフプランの考え方(1)
連載コラム『サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック』では、会社員が身につけておきたいマネーに関する知識やスキル・テクニック・ノウハウを、ファイナンシャルプランナーの中村宏氏が、独断も交えながらお伝えします。

○公的年金は30年後に2割減る!!

厚生労働省の試算によると、65歳から支給される国の年金は今後減少していき、サラリーマンの場合、30年後には今より約2割減る見込みです。

現在、モデル夫婦(40年間夫がサラリーマンとして働き、妻はずっと専業主婦だった世帯)の年金受給額は月約22万円。賃金や物価が今のままだと仮定すると、30年後の夫婦の年金額は合計で約18万円になります。

毎月18万円の収入だけで衣食住の費用やお小遣い、生命保険料、火災保険料、医療費など、一切の支出をカバーすることを考えてみてください。公的年金だけではとても暮らしていけないことがわかります。

○公的年金で足りない部分は退職金と自助努力でカバーする必要が!!

公的年金だけで足りない老後の生活費は、会社から支給される退職金と自助努力でカバーする必要があります。自助努力とは、現役時代からコツコツと貯蓄や資産運用で自分の財産形成をしていくこと。

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