くらし情報『サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (36) 「老後破産」に陥らない!!--20代・30代からのライフプランの考え方(1)』

2015年9月8日 08:00

サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (36) 「老後破産」に陥らない!!--20代・30代からのライフプランの考え方(1)

親からの相続もこれに加えてもいいでしょう。

リタイアするまでに準備する必要がある資金は、退職金を加えて3,000万円とも4,000万円とも言われますが、実際には、個々の世帯の生活費の水準、マイホームやマイカーの有無、公的年金の受給額、勤務先の退職金の額など、各世帯によってマチマチです。

ただ、いずれにせよ、現役時代の過ごし方によって老後の生活はある程度決まります。勤労収入が得にくくなる老後に「お金に困らない生活」をするためには、現役時代の間にしっかりとした考えやビジョンを持ってライフプランを立て、実践する必要があります。

これからは、私たちの親の世代とは違って、年齢を重ねて勤務年数が長くなるほど収入が増える時代ではありません。退職金にも、確定拠出年金のように、自助努力の要素が入ってきています。また、国の制度は、公的年金が減るだけではなく、医療費や介護の負担も増えることが予想されます。

このような環境の中でも、私たちは働き、結婚をし、子供をうまく育て、家を持ち、親の介護もして、さらにその後の老後の生活も、できるだけ豊かな気持ちで送りたいと思っているはずです。
○老後を見据え、収入・支出・資産の長期的な「バランス」

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