くらし情報『エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (335) マイナンバーの根本的な問題とは? マイナンバー0.2』

2015年9月17日 15:53

エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (335) マイナンバーの根本的な問題とは? マイナンバー0.2

単純に1千億通りで、1億2千万人の日本人なら、833回の総入れ替えに対応できる計算ですが、逆に言えば833分1で、利用されているマイナンバーを引き当てることができます。この確率は、いまのコンピュータにとっては一瞬未満で計算できます。

各種ネットサービスで「パスワード」を設定する際、英数字での組み合わせを推奨されるのは、小文字だけでも26種のアルファベットが加わることで、飛躍的に組み合わせが増大し、特定を困難にさせるため、そもそも「数字だけ」の識別番号とは、コンピュータが貧弱だった20世紀の発想なのです。欧州諸国で導入が進められている「IBANコード」と呼ばれる、国際的な銀行口座番号は、最大34桁の数字とアルファベットになっています。

最大とするのは、先頭の5桁は国別番号と、チェックデジットに割り当てられ、それ以降の29桁は自由に設定できるからです。これにより天文学級の組み合わせが生まれます。

○セキュリティとの関連性

数字のみのクレジットカード番号も旧世代の遺物です。しかし、すでに普及しており全面改定は困難。
そこで日頃、数千円単位の買い物しかしないユーザーが、十数万円の商品を決済には「本人確認」

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