くらし情報『エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (336) AI研究に見る第2の"ありまぁす" - 技術が社内に残らない理由』

2015年9月24日 14:39

エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (336) AI研究に見る第2の"ありまぁす" - 技術が社内に残らない理由

AIの研究は古く、コンピュータが開発された当初からスタートしていました。

当時のアプローチは、あらかじめ「考え方」を与えておくか、ボットのように多くの「解答例」を用意するものでした。これらは良くも悪くも、人間の想像の枠内に収まり、「知能」と呼べるかという議論もありました。「ディープラーニング」はまったく別の発想です。

語弊を怖れずにひと言で説明するなら、コンピュータ自身が「考え方」を見つけ出すというアプローチです。

認識方法や評価基準といった「考え方」そのものを見つけ出すので、より人間に近づく可能性どころか、平成57年(2045年)には、人工知能は人間の知能を越えると囁かれております。

そして現時点のAI研究において、日本は世界に劣っている訳ではありません。特許の数では米国に負けても、コンピュータ開発におけるノウハウがあり、それを支える人材がいるからです。
ただし、現時点です。

○東ロボくんまでが

9月18日の日経新聞2面に見つけた見出しです。

中国も「東大合格ロボ」開発
デッサンの狂ったドラえもんが確認される「石景山遊園地」のように、中国得意のコピー商品かと思いきや、「東大合格ロボ」

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