くらし情報『奨学金返済、延滞の恐怖 - 結婚・出産で苦しい返済、何を見直せばいい?』

2015年10月7日 08:30

奨学金返済、延滞の恐怖 - 結婚・出産で苦しい返済、何を見直せばいい?

夫婦共に同条件で貸与を受けている場合は、毎月約3万円が家計の固定支出として出て行くことになります。

独身時代は各自問題なく返済できていたとしても、20歳代後半から30歳代になって、結婚・子育て・ファミリーカーへの買い替え・マイホームの購入など、ライフプランの中で支出項目および金額が大きく変化してくると、現在の家計や将来への貯蓄にも影響を及ぼしかねません。特に女性が奨学金を受給していた場合で、出産・育児などで一時的にでも収入が途絶えると、3万円の支出は家計への影響度も高いです。

しかし家計が厳しいからといっても、返済を甘く見るのはNG。延滞金(平成27年現在、年5%)が課されたり、長期滞納者には法的措置も取られます。個人信用情報機関に登録され、俗に言うブラックリストに載るのもその1つです。慌てて滞納分を払っても、一旦ブラックリストに載ると5年間は抹消されません。クレジットカードや住宅ローンを申込みたくても拒否されてしまう可能性もあるのです。
そのためにも返済を怠らず、家計全体で必要な支出や貯蓄をする工夫が必要です。今一度家計を見直し、毎月の出費に無駄がないか確認しましょう。通話料や外食費など縮小できる支出は縮小していきましょう。

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