くらし情報『水漏れが起きた! 「建物が原因のときはどうする?」』

2012年12月15日 13:46

水漏れが起きた! 「建物が原因のときはどうする?」

ポタポタとどこかから水漏れの音が聞こえ始めると、給排水管など建物の損傷がすでに進んでいると判断します。

・ケース2老朽化による雨漏り
「窓の隙間からポタポタ、雨の日に限って何度も水漏れが起きる……」この場合、建物の防水工事が耐用年数を超え、雨漏りを防げなくなっている可能性があります。

防水工事の耐用年数は一般的に10年から15年と言われています。年数が経つごとに外壁のひびやタイルのずれ、パッキンの摩耗などによって小さな隙間から水が浸み込んできますが、それが初期症状です。その後、だんだんと雨漏り、水漏れが目立つようになります。

雨漏りについて穂積さんは、次の説明を加えます。
「特にここ数年は、豪雨による被害が増えています。換気扇の開口部分、エアコンの配管を屋外へ出す穴からの雨漏りに注意してください。


また、古いマンションで屋上が平面の場合、排水溝にビニールなどのゴミがからまり水流が滞ってプールのようになっていた。防水が切れている場所から水が流れてひどい水漏れを起こしていた、というケースもあります。

家主は、水漏れがあればすぐに修理回復をさせませよう。また、月に1度は、排水溝にゴミが詰まっていないかなどの屋上の点検を心がけましょう。

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