2015年11月24日 09:00
「頼り合える関係」をネットで復活 -1000人の声で磨いた500円“子育てシェア”
仕組みはこうだ。
まずサービスを利用したい親が、事前に子育てシェアのウェブサイトに登録。すでに子育てシェアに登録している友達や同じ幼稚園・保育園に通う“顔見知り“を検索でき、相手の携帯電話の番号を知っていたら、サイト上で連絡できる。もともと仲の良い友人知人に登録を促して、自分に友達申請を依頼するという手もある。
まわりに頼れる人がいないという場合は、AsMamaで2カ月間の研修を受けた認定支援者「ママサポーター」と“つながる”必要がある。ママサポーターは全国に点在しており、サイトにログイン後、どこにどんな人が住んでいるのかを確認可能。そうしたママサポーターが開催する交流会を知ることができ、面談を申し込むこも可能だ。
その後、利用者が突然の残業で「保育園の迎えに間に合わない」などという時、サイトにアクセス。
「午後5時からの迎えをお願いしたい」などと依頼内容を書き込むと、グループの友達にメールが届く。依頼に応えられる人が返信して受注し、送迎などを代わりに行う、というわけだ。
利用額は1時間・500円(ママサポーターは600円、元保育士などの有資格者は700円)。現金あるいはクレジットカードによる決済で、預かってくれた人への謝礼となる。