地獄あんかけに台湾まぜうどん? 名古屋"創作うどん王"「三朝」は味も本格派
は、新・名古屋メシの次なるブレイク候補だ。
こうしたメニューに対して佐枝さんは、「うどん屋は昔からのメニューをずっと変わらず守っている店が大半だけど、俺に言わせりゃそれは時代遅れだよ」と話す。伝統を守ることがよしとされる業界にあって、常に新しいメニューの開発に情熱を注いでいる創作意欲旺盛なうどん職人だ。
○"台湾"系うどんは激辛も
そんな佐枝さんが今、力を入れているのが"台湾"系うどん。これは、名古屋メシの一角を占める台湾ラーメンをうどんに応用したもの。台湾ミンチと呼ばれる激辛ミンチをトッピングし、三朝には「台湾カレーうどん」「台湾まぜうどん」「台湾鍋焼き」「台湾味噌煮込み」「台湾カレーライス」などがある。
激辛系も豊富で、「激辛みそ煮込み」に「激辛カレーうどん」、さらには「地獄あんかけ」「地獄釜あげ」なんていうおどろおどろしい名前のものも。
○隠れご当地麺のアレンジは細かすぎて……
名古屋らしさの打ち出し方もマニアック。
きしめんを用いた「白いあんかけ志の田つけめん」(900円)なんて、地元の人でもどこまでがアレンジでどこまでが名古屋らしいのかピンと来なさそう。こちらは名古屋で愛されている「志の田うどん」