くらし情報『地獄あんかけに台湾まぜうどん? 名古屋"創作うどん王"「三朝」は味も本格派』

2015年12月1日 10:30

地獄あんかけに台湾まぜうどん? 名古屋"創作うどん王"「三朝」は味も本格派

をアレンジしたものだ。

名古屋のうどん店では、きしめんのつゆに代表されるたまり醤油ベースの色の濃いつゆがポピュラー。だが、多くの老舗には愛知県が主産地である白醤油ベースの白つゆがあり、合わせる具によって赤(たまりベースのつゆ)と白を使い分けている。

志の田うどんはこの白つゆ系の代表的一品で、具は刻んだ油揚げとネギ、かまぼこ。地味な存在ゆえに地元の人も地域限定と気づいていないが、他所にはない名古屋特有の隠れご当地麺だ。そこで白いあんかけ志の田つけめんは、志の田うどんの白つゆをあん仕立てている。う~ん、細かすぎて伝わらない、かも……。

○実は手打ちにこだわる実力派の老舗

こんなに創作メニューが多いとウケ狙いの新参店と思われるかもしれないが、実は昭和6年(1931)創業の堂々たる老舗で、ご主人は3代目。
手打ち麺はもっちりかつコシがあり、ひと口すすれば丁寧な仕事ぶりと確かな技術が伝わる。

また、家業の後継者でありながら10代で修行に出て、しかもその修行先は名古屋流カレーうどんの元祖の店だったとか。この元祖の店では、スパイシーかつクリーミーなルゥに極太麺を合わせたカレーうどんを提供しており、このタイプが今日、名古屋中に広まっている。

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