永野芽郁、賛否の中で挑んだ『俺物語!!』ヒロインの真価と成長「私のすべてが変わりました」
その人柄や本作に懸ける思いを確かめるために取材を申し込んだところ、公開前日の10月30日に時間をもらうことができた。大和凛子が世に放たれる前日。彼女が吐く言葉の1つ1つは丁寧で重みがあり、本作が彼女にとって"財産"になったと知るには充分すぎる30分となった。作品を観てみたい人はその判断基準に、観る予定のない人はこれから彼女を見守るための参考に、すでに観た人は答え合わせのようなイメージで耳を傾けてみてほしい。
――いよいよ明日公開です。
はい! ドキドキします……。期待というより、今はまだ不安の方が大きいです。原作が本当に大人気作。
それを関係者の方だけではなくて、明日からはお客さんの目に触れる……皆さんの目にどう映るのか不安です。ちゃんと、"大和凛子"としてみなさんに届けばいいなと思います。
――――試写は砂川誠役の坂口健太郎さんと一緒に観たそうですね。
同じ時間にご一緒できることになったので隣で観ました。(鈴木)亮平さんは他のお仕事だったみたいで、ご一緒できなくて。試写を観終わって思ったのは、今までは「自分のお芝居を観ている」という感覚になりがちでしたが、初めて客観的に観ることができました。