くらし情報『「地味は一番の敵!」 - No.1少女誌、『ちゃお』人気の秘密』

2015年12月16日 07:00

「地味は一番の敵!」 - No.1少女誌、『ちゃお』人気の秘密

「地味は一番の敵!」 - No.1少女誌、『ちゃお』人気の秘密
●「親に買ってもらえないもの」を付録に
小中学生むけの少女漫画雑誌はいくつか存在するが、1977年発行と、後発でありながら現在最も発行部数が多いのが小学館『ちゃお』。2002年には100万部を超え、雑誌の発行部数が全体的に落ちている中でも、1位をキープし続けている。2002年に小学生だった読者はちょうどいまの新入社員くらい。つまり、これから入ってくる新人女性は『元ちゃおっ娘たち』が多いということになる。一体どうして『ちゃお』がこれほど人気となっていたのか。その秘密を探るべく、ちゃお編集部の方に伺った。

○新規読者は3%

植田さんは2006年に入社、最初は学年誌の担当になり、6年目になって、自分から希望して「ちゃお」編集部に異動したという。

「本数は月に寄って変わってきますが、連載をいくつか担当しているほか、付録についても責任を持っています。
最初に経験した学年誌と、今担当している『ちゃお』に共通しているのは、キャラクターものが多いことと、付録に力を入れていることでしょうか。前の部署での経験が今に活きていると思います」と植田さん。

恋愛や友情、ファンタジーなど、少女漫画に欠かせない要素に加え、たまごっち、ポケットモンスター、アイカツ! など、読者層に人気のキャラクターを多く抱えていたことが『ちゃお』が飛躍するきっかけになった。

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