くらし情報『2016年はPepperの活用がさらに進む? - 吉田本部長に今後の展開を聞いた』

2016年1月4日 11:56

2016年はPepperの活用がさらに進む? - 吉田本部長に今後の展開を聞いた

○300年続く企業になるために社員総意で選んだロボット事業

ソフトバンクグループがなぜロボットを手掛けることになったのか? 人型ロボットの事業化プロジェクトが立ち上がったときから参加している、ソフトバンク ロボティクス 事業推進本部 本部長の吉田健一氏は次のように語る。

「当社は創業時からずっと『情報革命で人々を幸せにする』ことを目標に、事業を展開してきました。そんな当社が2010年に30周年を迎えるにあたり、今後300年続く企業になるために、次の5~10年間で何を成していくのか、何を提供していけば人々を幸せにできるのか、経営陣をはじめ、全社員で議論しました。この10年はデバイスがインターネットにつながることで大きく世の中が変わりました。私たちが想定したのは、アルゴリズムがアルゴリズムをつくる、すなわちデバイスがデバイスをつくる時代が来るのではないかということです。人以外が何かモノを作ることができたら、有史以来の大革命です。だからこそ、私たちが次に手掛けるべきはロボットだろうと。とはいえ、当社にはロボットの知識のある社員がいるわけではありません。
そこでフランスのアルデバラン・ロボティクス社を買収し、共同プロジェクトを立ち上げ、Pepperの開発に取り組みました」

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