2016年1月4日 11:56
2016年はPepperの活用がさらに進む? - 吉田本部長に今後の展開を聞いた
○ソフトバンクが考えるロボットとは?
ロボットの定義は幅広い。生産現場に欠かせない産業用ロボットもあれば、自動で部屋を掃除するお掃除ロボットも「ロボット」と呼ばれる。そんな中、ソフトバンクが定義するロボットとは『人間が生き物として感じるもの』だという。だからこそ、大きさにもこだわったのだという。
Pepperは身長120cm、体重28kgと、人間のような脚はないものの、まるで子どものようだ。吉田さん曰く「小学3年生の子どもとほぼ同じ体格」なのだという。
実は人間のような脚があるかどうかは、「生き物として感じる」ことには影響しないのだという。それよりも重要なのは大きさだという。
「たとえ人型でも、机の上に乗るような大きさだったら、それはあくまでもロボットで生き物として人は感じないんです」と吉田氏は説明する。
また、コードで接続されていては、やはり生き物とは感じられない。そのため脚の部分に大型のバッテリーを搭載し、12時間連続稼働を可能にしている。
吉田氏によれば、さらに「生き物として感じる」上で重要になるのが「認識の精度」だという。
「Pepperは話しかければ答えてくれます。