2022年4月28日 07:00
池内博之、“縁”が繋いだアジア進出「どういうめぐり合わせがあるのか楽しみ」
また、アジアを舞台にした作品ということで、作中では複数の言語が使用されていましたが、演じる上で難しさはありましたか?
僕の演じたオザワは、表向きは日本の公安庁のロビイストですが、実は冷酷なアジア最強のスパイ。なので、日本語のほかに、中国語、英語、そして韓国語を少し話しています。中国語に関しては以前の作品で話す機会があって、1年間学校に通っていたので、今回はそれが結構役に立ったというか、すんなりセリフも頭に入ってきました。一番苦労したのは、その中だと英語かな……。オザワのキャラクターをイメージすると、もっと流暢に話せたらよかったのになぁ~と思いますね。撮影のときは、そのレベルまで持っていくことができなかったので、今後の課題です……(笑)。
アジア含め海外作品は、英語でのお芝居がほとんどマストになりますし、外国語のセリフを覚えてきれいに発音するのはもちろん、そこに感情を乗せていかないと芝居にならない。いかにその言葉に重みをもたせるか、イメージを持たせるかっていうところが難しいです。
だから今作でいうと僕が、ソル・ギョングさん演じる夜叉ことガンインと敵対する役どころだったので同じシーンでは、ソル・ギョングさん、パク・ヘスさんも日本語のシーンがあったので大変だったと思いますよ。