くらし情報『絵画にも紛う美しさ! 京都・東山で見逃したくない桜の名所をそぞろ歩く』

2016年3月17日 10:30

絵画にも紛う美しさ! 京都・東山で見逃したくない桜の名所をそぞろ歩く

150mほど先で「東大路通」を渡ったら、その先へと続く「新橋通」という細い路地を歩いて行く。

しばらくは両側にビルの建つふつうの路地が続くが、200mほど歩き「花見小路通」との交差点を越えると、そこには別世界が広がっている。このエリアは「祇園新橋伝統的建造物群保存地区」(京都市東山区)と呼ばれている。

石畳の道の両側には、京都の伝統建築である「紅殻格子(べんがらごうし)」の家々が建ち並ぶ。そして白川に架かる巽橋(たつみばし)のたもとには、伎芸の上達にご利益があるとされ、舞妓や芸妓(げいこ)の信仰を集める「辰巳大明神」のお社が。まさに、これぞ京都! という風情だ。白川の流れに寄り沿うようにして桜が植えられているので、このまま桜散歩を楽しむとしよう。

この辺りで桜を楽しむなら、やはり夜桜がいい。
日暮れ後、お茶屋や宿屋の軒先に明かりが灯りはじめる中、夜風に吹かれて桜の花びらが白川の川面に舞い落ちていく。そんな風情を楽しみながら四条大橋まで歩き、橋の向こうの先斗町(ぽんとちょう)でお酒をちょっと引っかけてみたりすれば、最高にぜいたくな京都の夜になりそうだ。

●information
祇園新橋伝統的建造物群保存地区
住所: 東山区元吉町・末吉町周域
アクセス: 京阪電車「祇園四条」

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