25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座 (39) 『節約する人に貧しい人はいない。』中川淳一郎さんから、25歳女性へのメッセージ
と計算し、これは快適さに見合う金額と考えているからです。同じように1分あたりの金額を計算すると、エコノミークラスとの差が325円になるビジネスクラス(成田・バンコク間)には、価値を見出していません。このように「他人がどう見るか」ではなく「自分にとって意味があるのか」。自分の基準を持つことが大事なのです。
本書は他にも、コース料理やポイントカードなど、著者にとっては無駄と映るものとその理由が、金額・得られる主観的価値と一緒に記されています。皆さんも、日々「当たり前」にお金を使っていることが、本当に自分にとって必要なのか見直してみませんか。
○高級な鰻をたまには食べに行ってみては?
最後に、著者の中川さんから、25歳前後の女性にこんなアドバイスをいただきました。
「ブランド物のバッグやアクセサリー等を無理して購入する必要はありません。
別に男はそれらを見てそそられることもありませんし、女から見ても『あのコ無理してるわね…』程度にしか思われません。
それよりも、ちょっと高級な鰻をたまには食べに行く、とか遅刻しそうな時にタクシーを使ってしまうといったことにお金をかけた方が合理的だしトクすると思いますよ。