2016年7月22日 12:00
今年の『27時間テレビ』は視聴者参加の"フェス" - チーフPが語る新コンセプト「みんなが主役」
当時は、全国のオモシロ素人さんを、タモリさん・たけしさん・さんまさんがイジりまくってましたし、それこそタイトルも『一億人のテレビ夢列島』(第1回、1987年)と、国民が冠になっていました。
『笑っていいとも!』もそうでした。面白い素人さんを発掘して、キャラクターを見つけていくというのは、われわれ制作だけでなく、他のセクションのスタッフもノウハウがあったりするんです。「そっくりキャラ選手権」も、なかなか面白い方が集まっていますし、そうしたユニークで個性のある一般の方たちと一緒に盛り上がっていくところで、フジテレビの良さをあらためて出していければ良いなと思いますね。タレントさんにない奇跡を起こすことがありますから。
――「スーパーダンク選手権」は、過去の『27時間テレビ』でもやったことのある企画ですよね?
はい、中居さんが総合司会をされたときにやりました。今回は高校生に限定したのが大きな特徴で、若い彼らの元気さがとてもいいなと思ってたんです。今回総合演出を担当する木月洋介と一緒にやっている『痛快TVスカッとジャパン』の学生の恋愛を描いた「胸キュンスカッと」のコーナーをやっていると、今をリアルに生きている学生のエネルギーを、これまでテレビはちゃんと表現できていなかったのではないかという思いがありました。