2016年9月28日 12:00
坂上忍、怒りキャラとしての覚悟「言うからには結果も出す」- 今後のキャリアプランも
あまりにも詰まっていて、息継ぎが不可能なんです。ディレクターさんは気を遣ってくれて、止めながら録ろうとしてくれたんですが、やる側としては感情があるのであまり止めたくないというのがあり、僕が意地になってしまって。自分のやり方を押し通して、あんまり切らずにやりたいと言いながら、結局できなくて切りながら録るとか、そういうようなことを繰り返していました。
――ハリウッドアニメに初挑戦して、新たな発見やつかんだことはありましたか?
つかんだなんておこがましいですけど、アニメの声優ってこういうものなんだなと。想像以上の大変さを身をもって知ってしまいましたね。でも、ディレクターさんに「特にハリウッドアニメは、人間の感情を意識した編集になっていない。物理的にも息継ぎが不可能なんです」と言われてちょっと安心しました。俺がダメなんじゃなくて物理的にダメなのねって(笑)。
本当に落ち込んでいたので、それ聞いてホッとしました。
――本作は、レッドたちがいじわるなピッグたちに盗まれた大切な"たまご"を取り返すために大冒険を繰り広げる物語。最後の1つの"たまご"まで守るんだというレッドの姿に感動しました。
僕も完成した映画を見ましたが、俺の声じゃなかったら泣いてます(笑)。